
8月、イギリスの「The King’s College of Our Lady of Eton beside Windsor」(略称Eton College:イートン・カレッジ)に通う高校生をインターンとして受け入れを行いました。このご縁をつないでくださった千本会長に、この場を借りて改めて感謝申し上げます。
今回は、その1か月を通じて感じたこと、特に印象に残った気づきを、コラムとして共有させて頂きます。
「誠実・謙虚・感謝」を体現する人間性
彼のご家族は、世界各地に拠点を構え活躍されています。そうした環境に生まれ育った方というと、恵まれた暮らしぶりばかりが想像されるかもしれません。しかし今回、実際に1か月間ともに過ごす中で強く印象に残ったのは、そうした「恵まれた環境」そのものよりも、彼自身の人間性でした。16歳らしい無邪気さやかわいらしさももちろん随所に感じられましたが、同時に、その年齢とは思えないほどの成熟した一面、そして何より「誠実・謙虚・感謝」の姿勢を数多く見せてくれました。
当社が人材育成において大切にしている「誠実・謙虚・感謝の心」。この3つを、16歳にしてすでに自然な形で体現していたことには、深く感心させられました。
努力を当たり前と捉える姿勢
彼はイギリスのトップ校で英才教育を受けている立場でありながら、それに甘んじることなく、非常に勉強熱心で努力家でした。「努力すること」「学び続けること」は、将来活躍するために当然必要なことだと、ごく自然に考えている様子が伝わってきました。
確実にやり切るという強い意志
将来については、「そうなったらいいな」という漠然とした願望ではなく、「必ずやり遂げる」という明確な意志を持っていました。海外の有名大学に進学し、その後は起業家として活躍するという目標を語る姿には、強い信念を感じました。
社会を俯瞰し、行動に移す力
自分が置かれている環境が、世間からは「浮世離れしている」と見られがちであることを冷静に理解しており、だからこそボランティアなどの社会貢献活動に積極的に取り組んでいる、という話も印象的でした。
幅広い教養と対話力
国際政治、宗教、哲学、ビジネス、さらにはお酒の文化(イギリスでは大人の同伴があれば16歳から飲酒が可能とのことです)まで、実に幅広い知識を持っていました。お引き合わせしたスタンフォード大学卒のアメリカ人起業家とは、マキャベリやニーチェ、カントなどの名を挙げながら深い議論を交わしていたのが印象的でした。
驚異的な記憶力
一度会話した内容をほとんど記憶しており、また意識的に記憶しようとする姿勢も見られました。まさに「talented」という言葉がふさわしく、日本でいえば難関進学校のトップ層の生徒たちに匹敵する、あるいはそれ以上のポテンシャルを感じました。
周囲への気遣い
気配りや優しさも非常に印象的で、関わったメンバーは皆、彼のファンになっていました。何か作業をしていると、いつも自然に駆け寄って手伝ってくれる姿も、忘れられない思い出です。

訪問先の皆様からの声
スタートアップから大企業まで、さまざまな場所へお連れしましたが、行く先々で質問が尽きることなく、深い思考力をもって本質的な議論をする力を随所で感じました。当社顧問で元駐米大使の藤崎氏や日本を代表する大企業の方々も、口をそろえて「末恐ろしいほどのポテンシャルをもった高校生だ」と評していたのが印象的です。
おわりに
世界には、こうした素晴らしい若者たちがいるのだと実感させられた1か月でした。年齢や国境を越えて、これほど多くの気づきと刺激を与えてくれる出会いがあることに、あらためて感謝するとともに、これからの人生においても、まだ見ぬ出会いへの期待が大きく膨らむ、貴重な経験となりました。
ディ・ポップスグループは若者が自由闊達に伸び伸びと挑戦する社会、そして夢や目標を持つ若者を応援し、認める社会、そのような懐の深い社会の実現を目指しています。
今回のインターンを通して、日本だけでなく世界中の若者がのびのびと挑戦できる社会の実現に向けてより一層思いを強くしました。ベンチャーエコシステムの実現を通して、若者の挑戦を応援できる社会を創ってまいります。
ディ・ポップスグループ 代表取締役 後藤和寛
社長室メンバー一同
※イートン・カレッジに関する参考記事
PRESIDENT Online:英イートン校"統治者"を育てるヤバい授業
https://president.jp/articles/-/26151
