社会に変革をもたらす多数の成長ベンチャー(ユニコーン企業)を輩出することをミッションに掲げる株式会社ディ・ポップスグループ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:後藤和寛、以下『当グループ』)は、法人向けにメンタル不調を予防するサービスを提供する株式会社Lezily(本社:東京都中央区、代表取締役: 岡本 篤紀、URL:https://corp.lezily.com/、以下Lezily社)に対する出資を行いました。
■出資の背景
当グループは、ベンチャーエコシステムの実現を掲げ、2017年よりM&AやCVCを積極的に推進してまいりました。現在ではグループ会社数20社、投資会社数社26社の大規模なグループに成長し、ベンチャー企業やスタートアップ企業の支援を拡大しております。
Lezily社は、「人生を、もっとサステナブルに」というミッションを掲げ、全ての人が変化やストレスに折れることなく、しなやかに生活を送ることができる社会の実現を目指しています。Lezily社のサービスは現在非公開ながらも、数千名規模のSIerや数万名規模の生命保険会社との取引実績もあり、導入を通じてメンタル不調による休職や退職の発生が減るという効果も確認されています。
メンタル不調者の早期発見・早期介入が中心だった従来型のサービスとは異なり、従業員一人ひとりが自律的にストレスを対処できるようになるという未然予防のサービスとして、幅広い業界から「これまでにないメンタル不調予防策」だと期待されています。
今回の出資を踏まえてより強固な事業連携を進めることで、Lezily社のさらなる成長を支援してまいります。
■各社 代表取締役コメント
◎ 株式会社Lezily 代表取締役 岡本 篤紀氏
創業のきっかけは、私自身が前職のコンサルティング会社で適応障害を経験したことにあります。診断書を手にしたとき、「生き生きと働いていた自分が折れてしまった」と感じ、挫折感と無力感に押しつぶされる思いでした。前職の会社は、社員を大切にする文化があり、ストレスチェックや相談窓口の設置など、社員のメンタルケアに真剣に取り組んでいました。それでも、私自身がその環境下でメンタル不調を抱えてしまったことから、「組織の取り組みをさらに補完する『何か』が必要なのではないか」と強く感じたのです。
そこで、私たちはメンタル不調の痛みを知る者として、その「何か」を見つけ出し、解決策を提供したいという思いの一心で、試行錯誤を続けてきました。時には一歩進んで二歩下がるようなこともありましたが、その歩みを止めることなく、努力を続けてきました。その結果、日本を代表する企業様にもご利用いただけるようになり、今回、ディ・ポップスグループ様からご出資いただける運びとなりました。
ディ・ポップスグループ代表の後藤社長は、「大型の資金調達は上場しないと無理」と言われた頃から「必ずやりようはある」と信じて行動し、グループを拡大させながら、価値提供を絶えず続けてこられました。私たちもその信念と姿勢に学び、ディ・ポップスグループ様のノウハウを最大限に活かしながら、1秒でも早く、そして1人でも多くの方々に未然予防策をお届けできるよう、全力を尽くしてまいります。
現在、私たちのサービスは非公開となっておりますが、ご興味をお持ちの方は、ぜひ弊社ウェブサイトからお問い合わせください。皆さまのご期待にお応えすべく、誠心誠意準備を進めております。
◎ 株式会社ディ・ポップスグループ 代表取締役/CEO 後藤 和寛
この度、 株式会社Lezilyに出資させていただき、弊社が推し進めるベンチャーエコシステムに、また素晴らしい仲間が加わったことを大変嬉しく思っております。
当グループは、創業当時より「人づくり」に根差した経営を行っています。新型コロナウイルスの蔓延以降在宅やサテライトオフィス勤務などが増えたおかげで、個人に応じた多様な働き方ができるようになりました。一方で、チャットツールやオンラインでの会話などが増えたことにより、メンバーのストレス度合いや些細な変化に気づくことが難しくなったと感じています。
Lezily社が提供するメンタル不調予防サービスは、時代の変化に伴い、その重要性がますます高まっていくと当グループは考えており、このサービスが人々の生活をより豊かにし、心の健康を守るために大きな役割を果たすと確信しています。そこで、共に社会課題の解決に取り組み、多くの方々の支えとなれたらという想いで、今回出資させて頂くことになりました。今後、岡本社長率いるLezily社と共に成長し、Lezily社の企業価値の向上に努めてまいります。
◎株式会社ディ・ポップスグループ アドバイザー 杉原 眼太
テクノロジー業界だけでなく一般社会でも生成AIブームが起きています。”AIの普及で無くなる仕事”、”AIによって削減される業務”などの話題が飛び交っています。しかし、リアルな店舗での接客業、高度な交渉が求められる営業、生成AIを作るエンジニアなど、生身の人間にしかできない仕事は存在し続けます。一方、生産性向上や効率化が求められる時代、働く人々が抱えるストレスレベルは以前にも増して高まっています。
リアル x 人 x テクノロジーをテーマとして投資活動を進める当社は、Lezily社の取り組みを応援することで、自律的なストレスへの対処を一般化し、社会全体の効率と人々の心の健康を高めることに貢献したいと思っております。
■株式会社Lezily 企業概要
会社名:株式会社Lezily
代表者:代表取締役 岡本 篤紀
所在地:東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス2階
設 立:2021年12月15日
コーポレートサイト:https://corp.lezily.com/