COLUMN

【ベンチャーエコシステム事例】オンラインの壁を越えろ!『コドマモ』を全国の携帯ショップに広めた3社の挑戦

  • グループ企業
2025.10.30

「子どもは学校でいじめられていないか?」
多くの保護者が抱えるこの不安を、AIの力で解消するペアレンタルコントロールアプリ『コドマモ』。

この革新的なサービスが今、全国の携帯ショップで存在感を高めています。これは、サービス提供元のAdora株式会社と、携帯ショップ事業で豊富なノウハウを持つ株式会社ディ・ポップス、そして全国の携帯ショップに強固なネットワークを持つアドバンサー株式会社の3社が、互いの強みを活かした戦略的パートナーシップを構築した結果です。

本記事では、ベンチャーエコシステムの同志である3社が、いかにして『コドマモ』を日本中に広めるという課題に挑み、解決へと導いたのかをまとめます。

【課題】『コドマモ』の認知度向上という壁

①コドマモというサービスとは?

Adoraが提供するペアレンタルコントロールアプリ『コドマモ』は、子どもの安全を守る革新的なサービスです。具体的には、お子さまと保護者のスマホにインストールしておくと、お子さまが危険なチャットに巻き込まれていることを検知したり、スマホの使いすぎを防ぐスクリーンタイムの制限をかけたり、歩きスマホの防止をしたりすることができます。

しかし、サービス提供開始当初、大きな課題に直面していました。それは、いかにして『コドマモ』の存在を必要とする人々に知ってもらうか、という認知度の壁でした。

②当時のコドマモと顧客の接点は?

当時のコドマモと顧客との接点は、主にオンラインチャネルとアプリ内に限定されていました。SNSやウェブ広告を通じて公式サイトへの誘導を図るものの、受動的な広告配信だけでは、潜在顧客にリーチするのは困難でした。また、アプリ内のチャット機能は、既にサービスを知っているユーザーへのサポートに留まり、新規顧客との接点にはなり得ませんでした。「子どもは学校でいじめられていないか?」という不安を抱える多くの保護者がいる一方で、『コドマモ』がその解決策となりうることを知る機会が圧倒的に不足していたのです。この状況を打開しなければ、サービスが本当の意味で社会に貢献することはできませんでした。

【仮説】全国の携帯ショップが潜在顧客との接点となる

上記の課題を解決するため、私たちは仮説を立てました。それは、全国に広がる携帯ショップこそが、『コドマモ』と顧客を結びつける最適なタッチポイントになるのではないか、というものです。この仮説の実現には、「携帯ショップ運営のノウハウを持つディ・ポップス」と「全国の携帯ショップに強固なつながりを持つアドバンサー」の支援が不可欠でした。

携帯ショップで『コドマモ』を案内することには、多くのメリットがあります。

①顧客との直接的な接点

子どもが初めてスマートフォンを持つ際など、来店した保護者に直接『コドマモ』を提案できます。

②専門スタッフによるサポート

料金プランが複雑なように、多くのアプリの中から最適なものを選び、設定をサポートして欲しいというニーズは少なくありません。専門知識を持つスタッフが、親と子の両方のスマートフォンでアプリを使えるようにサポートできます。

③継続的な相談窓口

サービス利用後に困りごとが生じた際も、店舗に直接相談できる安心感を提供できます。

オンラインだけでは解決できない課題に対し、リアル店舗での「face-to-face」の価値を最大限に活かすという構想は、D-POPS GROUPの事業展開の根幹である「リアル×テクノロジー×グループシナジー」を体現したものです。

【戦略】「販路拡大」「システム連携」「販売スキーム構築」という3本柱で全国展開へ

仮説を現実のものとするため、私たちは3つの柱からなる戦略を構築しました。

①販路拡大

全国に約7,000店舗あるキャリアショップの中でも、圧倒的な店舗数を誇るドコモショップでの取り扱いを目指しました。そのためには、大手通信キャリアが設けている「独自商材申請制度」を活用する必要がありました。この制度は、販売店が独自の商品・サービスを取り扱う際に必要な承認プロセスです。ディ・ポップスが運営するドコモショップから申請を提出し、承認後にアドバンサーが持つ人材派遣先のネットワークを通じて、全国のドコモショップへの営業活動を展開する、という戦略を描きました。

②システム連携

『コドマモ』は当初、アプリ内課金のみで、携帯ショップでの販売には適していませんでした。アプリ内課金という仕組みでは、店舗ごとの販売実績を正確に把握できず、決済手数料の高さから販売店への十分なインセンティブも提供できなかったのです。この課題を解決するため、私たちは販売店のビジネスモデルに寄り添ったシステム連携を模索し、販売実績の可視化と適切なインセンティブを実現する仕組みを構築しました。

③販売スキーム構築

携帯ショップでの販売ノウハウが豊富なディ・ポップスのトップセールスメンバーとの協議を通じて、最も効果的な販売スキームを確立しました。具体的には、フィルタリングサービスの案内が義務付けられている18歳未満のお客様への提案と組み合わせることです。このスキームにより、保護者が子どものスマホの安全対策を考える、まさにその瞬間、コドマモを自然な形で選択肢として提案できるスキームを構築しました。

これらの戦略は、3社が密に連携することで、単なる計画から実行可能な全国展開へと昇華しました。

【実行】ベンチャーエコシステムが加速させた成長軌道

ここまでの課題・仮説・戦略を元に実行した内容を時系列でまとめました。

2024年7月: ディ・ポップスグループがAdoraに出資。
※Adora株式会社への出資 プレスリリース

2024年8月: Adora、ディ・ポップス、アドバンサーの3社によるプロジェクトチームが発足。

2024年10月:スマホ相談窓口 TOP1での販売開始(2024年10月1日~)
最初のステップとして、ディ・ポップスの自社店舗『スマホ相談窓口 TOP1』で販売を開始。販売ノウハウを蓄積し、販促物をグループ会社のgraphDで制作しました。

2024年10月下旬:ディ・ポップスの運営するドコモショップでの独自商材申請の承認
蓄積した「販売ノウハウ」とドコモショップでの「独自商材申請の承認」を武器に全国のドコモショップへの営業を開始。「社会意義と収益性を兼ね備えた、スマホとセットで売りやすい商品」として多くの販売店から好意的な反応を得ました。

2025年2月:ディ・ポップスの運営する楽天モバイルショップでの独自商材申請の承認
将来的な店舗拡大を見据え、新たな販路を確保しました。

このように、ディ・ポップスグループのベンチャーエコシステムが、Adoraの成長を加速させる強力なエンジンとなりました。

【成果・次への挑戦】ドコモショップ約300店舗への拡大と、今後の課題

2024年11月から本格的に開始したドコモショップ向け販路拡大は、わずか1年足らずで約300店舗での取り扱いを実現しました。この急速な拡大は、3社の連携がもたらした大きな成果です。

しかし、次なる課題も見えてきました。それは、導入店舗での獲得数の向上です。導入店舗数が増える一方で、各店舗での獲得件数にはばらつきが生じています。この課題に対し、全国に拠点を置くアドバンサーが、携帯ショップでの販売経験を持つメンバーでサポートチームを新設しました。獲得に伸び悩む店舗への個別サポートを通じて、全体の底上げを図っています。

また、ディ・ポップスとアドバンサーの提携先であるMVNO企業や端末メーカーなど、さらなるパートナー企業への導入支援もAdoraと共同で進めています。

【まとめ】ベンチャーエコシステムが拓く、成長への無限の可能性

本記事では、ベンチャーエコシステムの同志である3社が連携することで、1社だけでは解決が困難だった『コドマモ』の認知度向上という課題に挑み、大きな成果を上げた事例をまとめました。

今回の取り組みは、単なる資金提供に留まらず、グループ内の各企業が持つ専門性とリソースを結集させることで、ベンチャー企業の成長を力強く支援する、新しい成功モデルといえるのでははいでしょうか。ディ・ポップスグループは、これからもベンチャーエコシステムの無限の可能性を活用し、社会に貢献する新たな価値を創出し続けます。

株式会社ディ・ポップス 坂巻彰一/アドバンサー株式会社 細田修平・大橋二三

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—赤松— 当時、会社は5年目ぐらいで、10億円にいくかいかないかぐらいの規模感だったんですが、一定の規模まで成長していく中で、次のフェーズに進むためには自分たちだけでは持てない経営資源や知見が必要だと思うようになったのが、最初のスタートでした。 順調に成長していたので、いろいろな企業からお話をいただいたんですが、単純に会社を買収するという考え方ではなく、経営者である私自身や会社の個性をしっかり残しながら一緒に成長していくという、D-POPS GROUPの考え方と、後藤さんの人柄に魅力を感じたというのが理由です。 M&Aをした仲間も多いんですが、結局グループ入りした後に経営方針が変わったり、創業経営者が経営から離れるケースも多々見てきたので、そういう意味でも、ディ・ポップスグループは引き続き私自身が経営をさせていただいていますし、opztの文化や強みを尊重しながら成長させてくれています。優しく見守ってくれているというのがすごくいいなと思っています。 本当に、条件面などではなく、誰と一緒に経営するか、グループ入りした後に社員が前向きに働けるかというところを重視して選んだという感じです。 —杉原— その時の期待通り、10億円ぐらいの規模だった会社は、この6年間で大きくなりましたよね。経営体制が変わらないまま、後藤社長やディ・ポップスグループの経営会議などからの学びは結構ありますか? —赤松— そうですね。本当にいろんな面で日々勉強させていただいていますし、今もメンターシップもいただいていて、日々勉強させてもらっている感じです。 ◆ 「グループから次々と経営者が生まれる」ベンチャーエコシステムへの共感 —杉原— 素晴らしいです。では最後に、「ベンチャーエコシステムの実現を目指す」をスローガンにしているディ・ポップスグループですが、この目標に共感する部分や、エコシステム作りを意識した活動などがあればご紹介ください。 —赤松— たくさんあるんですが、特に共感するのは、一社だけが成功するのではなく、グループ内から次々に経営者や新規事業が生まれていくという考え方です。 僕自身も創業経営者として、会社を大きくすることだけが目的ではなく、社員の中から次の事業責任者や経営者が生まれ、その人がまた新しい会社や事業を作っていく、そういう循環する環境を作りたいと思っています。 opztでも、各拠点に権限と裁量を与えて、小さな会社を経営する感覚で拠点運営をやってもらっています。その事業で生まれた人材や資金、信用を次の事業に循環させていくというところが、ベンチャーエコシステムにつながるのではないかと考えていて、そこにすごく共感しています。 —杉原— opztさん自身の中でも、エコシステムができているようなイメージですね。 —赤松— そうですね。規模はまだ小さいですが、通ずる部分があると思っています。 ◆ 5年後、人とテクノロジーで企業の成長を支える会社へ —杉原— 5年後のopztはどのような姿、あるいは具体的な目標があれば教えてください。 —赤松— 5年後は、先ほども出た通り、単純に人材を派遣するだけの会社ではなく、人とテクノロジーを組み合わせて企業の成長を支援していくような会社になりたいと思っています。引き続き派遣事業は大きな基盤でもあるので、しっかりここはやりつつ、AIやデータ、データセンター領域の比率をより高めていきながら、専門性と収益性の高い事業構造に変えていきたいと思っています。あとは、社員やスタッフがきちんと成長して、お客様から長く必要とされること、適正な利益を出しながら新しい事業に投資できるくらいの会社にしていきたいと思っています。 ◆ 読者へのメッセージ —杉原— では最後に、読者の方に一言、何でも結構ですのでお願いします。 —赤松— opzt自体はまだまだ未成熟な会社ですし、これからAIをはじめテクノロジーもすごいスピードで変化していくと思いますが、当社としても過去の成功にとらわれず、新しいことにチャレンジしたいと考えています。仕事を探している方がもしこの記事を見てくださる機会があれば、今の経験だけで自分の可能性を決めてほしくないなと思っています。今経験がなくても、学んで挑戦することで新しいキャリアを作ることができますし、企業の方が見てくださっている場合は、人材の紹介だけでなく、組織作りや業務の改善、新しい事業の挑戦についても一緒に考えられるパートナーでありたいと思っていますので、少しでも興味を持っていただけたら、お気軽にお声がけください。 —杉原— 素晴らしいです。ありがとうございました! ☆インタビューアー D-POPS GROUP アドバイザー 杉原 眼太 【opzt株式会社】 代表者:代表取締役 赤松 文則 所在地:大阪市中央区本町4-2-12 野村不動産御堂筋本町ビル5階 設 立:2013年9月10日 コーポレートサイト:https://opzt.net/ Part1はこちらからご覧ください!
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2026.09.03
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—赤松— 社員といわゆる登録派遣の方を合わせて、今550名ぐらいです。 ◆ NTTとの絆を築いた、創業2年目からの信頼の積み重ね —杉原— とても大きな人材の母数をお持ちですが、その方々を派遣する先の開拓についてお聞きしたいです。事前にお聞きしていますが、NTT関連の取引先がとても多いと聞いています。そんな大企業と取引できるようになったのはどんな背景があったんでしょうか? —赤松— 元々は僕自身がサラリーマンとして働いていた時に、NTTグループさんを担当していたというのが大きいです。当時は本当に若造だったんですが、その時からいろいろな重鎮の方々に可愛がっていただいて、仕事上のお付き合いだけでなく、人としての信頼関係を築くことができました。その後、僕自身が独立するタイミングで、当時お世話になっていたNTTの幹部の方が「赤松が独立するなら応援したい 」と言ってくださって、顧問という形で力を貸してくださることになりました。 それがきっかけというわけではないんですが、独立のタイミングで前職のメンバーや、NTTで実力のある方々が色々とジョインしてくださったのがきっかけになります。 そういう方々の長年の信頼とネットワーク、人脈も含めて、NTTさんをはじめとする大手企業とのつながりが非常に多い方が多かったので、そこをきっかけに取引ができたというのが最初のスタートになります。 そして、本当に奇跡的に、創業2年目という非常に早い段階で、NTTさんと契約することができました。 NTTさんとしても、当時は弊社が帝国データバンクの評価も定まっていない、まだ評価されるべき会社ではなかったので、かなり異例だとは思います。 —杉原— NTTさん以外にも大手企業が顧客として多くあると思うんですが、営業で悩んでいるスタートアップも多い中、赤松社長及び経営チームはどうやってここを開拓してこられたんですか? —赤松— 本当にありがたいことに、2年目でNTTさんという大きな企業と取引できたことで、大きな会社と取引する難しさ(情報管理やコンプライアンス、人材の質など)を試行錯誤しながら学べたことが大きかったです。ある程度、NTTさんとの信頼関係ができたり、大手との付き合い方が組織としてできるようになったので、それを他の大きな企業にも横展開していくのが、比較的早く立ち上がったという感じがあります。 以前からそうですが、契約を取る営業というよりも、契約をいかに長く続けられるかという営業を大切にしています。今もNTTさんをはじめドコモさんなど、大手企業との取引が続いているのは、一つ一つの積み重ねでできたんじゃないかと思っています。 —杉原— 赤松社長が特に気をつけていること、大手企業と取引を継続するために、あるいは先輩たちから可愛がられる理由として、ご自身ではどう思われますか? —赤松— 本当に、小さな約束を守り続けた結果の積み重ねだと思っています。信頼関係というか、先ほどお伝えしたような人材の質、コンプライアンスや情報管理がきちんとしているか、現場で問題が起きた時に隠さず、すぐに報告し、会社としてどう改善するか、 大きな企業ほどそこを見ていらっしゃるので、一つ一つ、スピーディに対応しながら徹底する。社員もそれを徹底する、その積み重ねなのかなと思います。 僕たちも何もないところからのスタートで、最初の入口は人脈だったかもしれませんが、これだけ長くお取引が縁だけで続くとは思っていません。積み重ねなのかなと思っています。 ◆ 「単純業務から専門性の高い領域へ」――AI時代を見据えた事業の差別化 —杉原— 提供するサービスである事業についても、この13年の間にピボットされているという印象があります。特に最近、テック関連の派遣ビジネスを始められたと思うんですが、どのように差別化をされているんでしょうか? —赤松— 元々ピボットしようという意識ではなく、ずっと人材マーケットを見ていく中で、単純業務や定型業務はAIによる自動化になっていくというのが一つのきっかけとしてありました。一方で、AIやデータの領域、データサイエンティストなど、そういうAIを活用できる人材の需要が高まってきたというのも一つのマーケットの動きとしてありました。当社としても、今まで通りの人材サービスをやっていれば必ず淘汰されると思ったので、成長性の高い分野に力を入れないといけないと考えたのが、今から3、4年ぐらい前のことです。 ただ、従来型のSES企業と同じことをしても意味がないと思っていたので、私たちは特にAI・データ領域のエンジニアやデータサイエンティスト、さらにデータセンターを支えるインフラ領域の人材など 、これから企業の競争力に直結するところに絞って展開しています。 また、すでに高いスキルを持っている方だけを採用するのではなく、未経験でポテンシャルの高い人材を採用し、教育し、実務経験を積ませながら専門人材に育てるという取り組みも並行して行っています。人材派遣で培ってきたノウハウと、テクノロジー領域の専門性を組み合わせているところが、他社にはない差別化の部分だと思っています。 —杉原— 今お話に上がったデータセンター周りというのは、さすがだなと思いました。米国ではITエンジニアのリストラが増える一方で、電気工事士の需要が高まっている、公認会計士をやめて電気工事士や配管工になる人までいるというニュースを見て、単純に手に職ということなのかと思っていたんですが、それがデータセンター建設に関わる仕事だったんですね。人手がまったく足りないと聞きますし、半導体やサーバーで日本のメーカーも潤っていますが、最終的にそれを設置する人という需要もあるということですよね。 —赤松— おっしゃる通りです。特に大阪は、東京のバックアップとしてデータセンターがどんどん増えています。東京がこけても大阪でデータを守れるという位置づけで、今どんどん建設されています。24時間監視が必要だったり、辺鄙な場所にあったりして、通信キャリアさんも人手不足でずっと困っていらっしゃるので、ここはしっかり取り組みたいと考え、力を入れています。 僕自身もAIをいろいろ使っていますが、結局トラフィックがどんどん増えていっているのは事実ですので。 ◆ 「選ばれる会社」であるための採用戦略と教育プログラム —杉原— さて、そういったサービスを提供する顧客に対して、実際に派遣する人材の獲得についてお聞きしたいです。うちのグループの中でも採用にはなかなか苦労しているという話を聞きます。コストだけでなく、そもそも人が少ない中で、赤松社長としてはどう取り組んでいらっしゃいますか? —赤松— 当社も完璧にうまくいっているわけではないですが、一つの採用手法だけに依存しないということを大切にしています。求人媒体、人材紹介、リファラル、SNS、採用イベントなど、職種や地域に応じて複数の採用経路を使い分けているのが特徴です。 それ以上に重要視しているのは、応募者から選ばれる会社になることです。今の求職者は、給与や仕事内容だけでなく、入社後にどんな経験ができるか、どんなキャリアにつながるか、会社が自分をどう扱ってくれるかをよく見ていらっしゃいます。そのため当社としても、いいことだけを伝えるのではなく、仕事内容、職場環境、期待される役割をすべて正直に説明するようにしています。採用した人数よりも、入社した人が活躍して長く働いていただけることを重視して取り組んでいます。 —杉原— 素晴らしいです。opztさんに入社した時、必ずしも高いスキルを元々持っている人だけではなく採用して、教育プログラムがあるというお話でしたが、もう少し詳しく教えていただけますか?テクノロジーに縁のなかった人でも、その分野に派遣されるような人材になれるんでしょうか? —赤松— 基本的な教育として、ビジネスマナーや情報セキュリティ、コンプライアンスの基礎教育に加えて、それぞれの配属先に応じた研修を行っています。特にテックの領域では、オンラインで学んでいただくだけでなく、課題を作って発表してもらったり、資格取得を支援したり、先輩エンジニアによるフォローを組み合わせたりして、学んだ内容を実務で使える状態にすることを重視しています。 また、技術力だけでなく、コミュニケーション力や報連相、お客様の意図を理解する力も重要だと思っているので、そういったところも人によってプログラムを変えて実施しています。「またこの人にお仕事をお願いしたい」と言っていただけるような人材を育てるのが目標です。 ◆ 荒波か、追い風か――エージェンティックAI時代への対応 —杉原— さて、このような人材派遣業、特に最近注目されている技術者の派遣業にとって、気になるのが生成AI、特に最近ではエージェンティックAIですね。この波は荒波だと捉えていますか?それとも乗っかるチャンスだと捉えていますか?どのような対策や対処を行っているでしょうか? —赤松— 荒波であり、危機ではあると思っていますが、それ以上に大きなチャンスだと考えています。先ほどもお伝えした通り、定型業務や単純業務はどんどんAIに置き換わっていっていますし、実際に置き換わっている実感がすでにあります。 ただ、今までと同じような人材サービスを続けていれば、間違いなく淘汰されると思っています。一方で、データを活用できる人材や、AIを企業に導入できる人材、AIでは代替できないコミュニケーション力・対人能力を持つ人材の需要は、右肩上がりに増えている実感があります。そういう意味でも、opzt自体が変化してこの波に乗っていくことができれば、非常に大きな波に乗れるのではないかと考えています。 当社では、AIやデータサイエンティスト以外の事務職や管理、採用といった職種でも、AIを使える人材を育成しようとしています。AIに使われるのではなく、AIを使う側の教育をすることで、他にはない差別化ができればと思っています。 ◆ さらなる成長へ向けた3つの新しい取り組み —杉原— ありがとうございます。事業のさらなる成長のために、直近で具体的に新しく取り組んでいることはありますか? 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2026.08.31
グループ会社で入社式が実施されました!
ディ・ポップスグループでは、「社会に変革をもたらす多数の成長ベンチャーを輩出する」というミッションのもと、ベンチャーエコシステムの実現を目指しています。現在、グループ会社26社、投資会社35社にまで拡大し、挑戦できる多彩なフィールドが広がっています。 今回は、この春にグループ各社へ加わった、未来を共に切り拓くフレッシュな新メンバーたちの入社式の様子を、写真と共にお届けします! 株式会社ディ・ポップス https://d-pops.co.jp/ 株式会社グッド・クルー https://www.good-crew.co.jp/ アドバンサー株式会社 https://advancer.co.jp/ ☆東京拠点 ☆関西拠点 ☆九州拠点 株式会社STAR CAREER https://star-career.co.jp/ opzt株式会社 https://opzt.net/ 株式会社エー・アンド・ケー・コム https://www.a-kcom.co.jp/ 株式会社PLUST https://www.plust.jp/ 新しく仲間に加わった皆さん、入社おめでとうございます!グループ各社で思う存分チャレンジし、大きく成長していただけることを楽しみにしています。 新しい仲間とともに、ディ・ポップスグループはこれからも成長を続けてまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い致します。
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2026.06.05
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