
先日弊社は、訪日外国人向けショッピングサポートアプリを運営する株式会社Paykeへ出資を行い、ベンチャーエコシステムの仲間として歩み始めました。
☆株式会社Paykeへの出資に関するプレスリリースはこちら
https://d-pops-group.co.jp/column/payke/
今回は、株式会社Paykeの創業者である古田 奎輔社長へ、創業の秘話やショッピングサポートアプリ「Payke」に対する想い等についてお伺いしました。
①創業のきっかけは?
一社目の起業である貿易業時代に、海外で商品を売るには「価値」を伝えることが重要だと実感しました。商品の情報がうまく伝わらないことが課題だと気づき、その障壁は言語の壁だと考えました。
この経験から、商品に貼られたバーコードが情報伝達に活用できると考え、バーコードをメディア化し、商品情報を多言語で提供する仕組みを作ろうと決心して、そのアイデアがPaykeの起業につながりました。
②サービスの概要を読者に分かるよう簡単にご紹介ください
商品についているバーコードを読み取るだけで商品情報を多言語で伝達できるアプリです。
インバウンド向けのショッピングガイドアプリとして(もうすぐ)600万人を超えるユーザーに利用されています。
パッケージだけではわからない訴求情報やコンテンツを多言語で確認することができます。現在は、繁体字・簡体字・韓国語・タイ語・ベトナム語・英語・日本語の7ヶ国語に対応しています。
③ここがどんな類似会社よりも優れている、というポイントは?
Paykeは、商品をスキャンすると、その商品の詳細情報を多言語で提供するサービスを展開しています。これにより、外国人観光客や在住者が日本で買い物をする際に、言葉の壁を感じずに商品情報を確認できる点が魅力的です。また、Paykeのアプリはユーザーフレンドリーで、簡単に商品をスキャンしたり、お得なクーポンを獲得したりすることができます。
これにより、技術に不慣れな外国人でも利用しやすくなっています。
④起業以来、最も苦労したことは?
一番苦労したのは、最初の段階でのユーザー獲得とコロナ渦によるインバウンド消失時代です。
⑤株主に対して最も期待することは?
株主様には、一番のサービスの応援団として、見守り、支援していただきたいと考えています。特に、事業の拡大や新サービスの展開において、積極的な意見交換やネットワークの提供を通じて、Paykeの成長を加速させるために協力していただけることを期待しています。
⑥D-POPS GROUPからの出資を受けて良かったことは?
D-POPS GROUPからの出資を受けて、間もないですが、既に多くの企業さま等をご紹介、お繋ぎ頂いております。
実際に案件として動き出しているものもあり、その際もD-POPS GROUPの皆さんが同席/並走してくれる姿勢が非常に心強いです。
⑦ベンチャーエコシステムの実現に対して共感する部分はどんなところですか?
様々なアイデアやリソースを持った企業が、互いに支え合い、共に成長することです。
“「ベンチャーエコシステム」についてはこちらをお読み下さい。”
⑧理想とする10年後の会社とは?
10年後には、Paykeが日本国内にとどまらず、アジアを中心にグローバルに展開し、海外製品の購入を手軽に楽しむことができることが当たり前となっているような世界を目指しています。
⑨その未来に向けての今後の課題は?
今後の課題は、海外市場への拡大と、さらに多くの消費者にとって使いやすいサービスを提供することです。
人的資本の増強も必要です。
⑩最後に一言何でも
Paykeを支えてくださる皆様に感謝の気持ちを込めて、これからも成長し続ける企業として、挑戦を続けていきます。グローバルな買い物をより便利に、そして楽しくするために邁進します。応援よろしくお願いします!
【株式会社Payke】
代表者:代表取締役CEO 古田 奎輔
所在地:沖縄県那覇市真嘉比2-5-16 クラリオンハウス203
設 立:2014年11月26日
コーポレートサイト:https://payke.co.jp/