COLUMN

【投資先インタビュー】 The Salons Japan株式会社 大木 結女さん ~後編~

  • INTERVIEW
2025.02.17

昨年弊社は、完全個室型のビューティーモール®️を運営するThe Salons Japan株式会社と資本業務提携を行い、ベンチャーエコシステムの仲間として歩み始めました。

☆The Salons Japan株式会社との資本業務提携に関するプレスリリースはこちら
https://d-pops-group.co.jp/column/the-salons-japan/

今回は、The Salons Japan株式会社で社員1号として創業者のお二人を支える大木さんへ、インタビューしました。
(こちらのインタビューは、2025年1月に実施しました。)

前編の記事は、こちらからご確認ください。

 

◆創業時からの変化

-杉原-
最も古い社員として見てきたわけですが、サロンズの立ち上げ期からこれまでどんな変化がありましたか?

-大木-
これは、創業者の清水と窪島も話していたことではあるんですが、少し前は若干停滞期と言いますか、何も変わらずにただやっていた期間っていうのがどうしてもあったと思っています。

人を増やすということをしてこなかったので最低限でやってきたというのもありますし、追随するサービスがそんなに出てきてなかったということもあり、そんなに変わってなかった期間もありました。ここ最近で人が増えたことが、本当に私としては大きな変化ですね。

人が増えたことで、今までちょっと手が届かなかったところに手が届くようになったと感じることがすごく増えました。まだ皆さん入ったばっかりなので、ぜひ続けてくれたらうれしいなと思っています。

停滞していた時期は少しあったんですけど、先ほど少しお話ししたように、1店舗作るごとに問題解決は常にしてきたかなというところはあります。この店舗でここがダメだったから次はこうしようっていうのは、 ゆっくりながら1店舗1店舗を消してきたかなっていうのはありました。ゆるやかに、着実にやってきました。

去年の資金調達のお話から人が増えたタイミングがほぼ一緒で、そこからは一気に取り組み方も、こちらの気持ちとしても少し変わった部分があります。

◆資本業務提携後の変化

-杉原-
2024年6月に、D-POPS GROUPとThe Salons Japanは資本業務提携を行いましたね。出資後は何か変化を感じましたか?

-大木-
そうですね、出資をきっかけに反響があったというのはもちろんですが、 今まで自社だけでやってきたところから、初めての出資だったので、ついに!という思いもありましたし、皆さん期待してくださってるのかなと思う部分もありました。

あとは、私は一般社員ながらも書記として取締役会に参加させていただいて、今までなんとなく内々で変化がなくやってきた部分を、 他の業界から見てくださりご意見をいただけて有難いですし、ここは評価ができると言ってくださることは自信になります。なので、参加させていただいて本当にいい経験になるなと感じることが多いです。

あとは、 銀行さんとのお付き合いにも参加させていただくんですけど、銀行さんの評価も変わったんだろうなと感じる部分が実際にありました。また、後藤社長から不動産会社さんをご紹介いただいて、物件をご紹介いただいた際に内見にも同行させてもらってるので、 違う角度からも探していただけて物件の母数も増えたので、事業成長に対して見る角度が変化したなと感じています。

-杉原-
反響という話でいくと、 出資した我々は業界が違うのであまり反響って感じる機会がなかったんですが、美容業界では反響がありましたか?

-大木-
そうですね、プレスリリースを出した後、美容業界で結構有名な方などいろいろな方がおめでとうと言ってくださいました。むしろ今まで自社だけでやってきたことを知らずびっくりされていた方もいらっしゃいました。

あとは、ディ・ポップスグループからの出資であるというところも反響があり、清水には経営者仲間から後藤社長のことを紹介してほしいといわれたこともあったそうです。

◆創業者の清水さん・窪島さんについて

-杉原-
創業者のお二人、美容師でありボクサーであり宅建士でもある清水さんや、私の長年の友人の窪島さん、二人とも個性豊かなんですが、大木さんから見てどんな感じですか?

-大木-
雰囲気と考え方が違いますね。清水は目の前のトラブルに対してまずすぐに動いてテンポよくクリアしていくタイプなんですけど、窪島は普段穏やかなんですがすごく冷静な視点を持っていて長期的に物事を考えているイメージというか。そういった部分で違う思考を持つ2人だからこそうまくいってるんだろうなと思う瞬間がすごく多いです。

ただ、仕事ではない場面になると、例えば普通に飲みに行く時は2人ともとても楽しそうです。仕事では衝突することもあるけれども、友人関係としてはしっかり繋がれているっていうところがうまくいく秘訣なのかなと感じています。

清水が「お金の管理は窪島に任せてるんで」って他の打ち合わせで言っているところ、 窪島が「美容師のことは清水が1番よくわかってるから清水に任せるよ」って言ってるところの両方直接聞いてるので、 同じ思いをそこで持っているのがすごいなと思います。

◆チームメンバーの雰囲気

-杉原-
最近ではチームメンバーが増えたと伺いましたが、その後チームの雰囲気はいかがですか?

-大木-
私が創業間もないころから入社しているので、必要な場面で意見を伝える役割だなと感じているのですが、最近入社したメンバーは全体的にクッション材のような穏やかな方々が入ってきてくださってありがたいです。

ただ穏やかで優しいだけではなくて、皆さんそれぞれやることに対して自分がやるべきことだと思って、責任持って全うしてくれるので、揃ってそういう方が入ってきてくれたっていうのはありがたいなと思います。

-杉原-
確かに皆さん穏やかで平和な空気を持ってる人ばっかりですが、みんなそれぞれプロ意識高いなと感じますね。

-大木-
はい、自分が担当している業務はしっかり巻き取ってくれるような感じなので、もう安心してお任せしています。SNS担当の方は、ちょっと話してたことを問題ととらえてくれて、こちらが何も言わなくてもすぐにSNSに反映させてくれますし、別の方は私の負荷が多いなと感じた時は「ここは自分ができるのでもらいます」と声かけて頂いたりもしているので、チーム力が上がっています。

-杉原-
ますます拡大の可能性が高まってきていますね。創業者のお2人が個性豊かという話を先ほどしましたが、大木さん自身もマルチですよね。仕事がお忙しいはずなのにフレスコボールの選手だと伺いました。

-大木-
そうなんです。フレスコボールをやっています。フレスコボールについてご存知ない方が多いと思うんですけれども、 ブラジル発祥のビーチスポーツで、球技で向かい合ってるにも関わらず、相手が敵じゃなく、味方同士でラリーを続けるというなんとも平和なスポーツになってます。採点競技なので、協議の美しさも評価基準なんです。

-杉原-
素晴らしい競技ですね。練習もビーチでされるんですか?

-大木-
ビーチがないところは、公園や体育館で練習してます。 ただ大会はビーチで行われます。

-杉原-
大会もあるんですか?

-大木-
はい!国際大会がありまして、今年は日本で開催されます!フレスコボール協会の会長は、弊社の窪島です。

窪島が代表を務める凌芸舎という会社が、ITカルチャー企業として、本当にいろんなことをやっています。いろんなことをやってると言いつつ、分散してるわけではなく、それぞれにしっかり注力して、それぞれの事業に人が集まってきています。

◆2025年1月にオープンしたTHE SALONS 新宿店について

-杉原-
さて、2025年1月に新宿店がオープンしました。入居の申し込みは入ってきていますか?

-大木-
そうですね。全17区画中、現状8区画(2025年2月17日時点)が埋まっています。実際の内覧は昨日開始したばかりですが、見る前に入居を決めてくださいました。

-杉原-
実際の店舗を見る前に入居を決めた方がそんなにいらっしゃるんですね。

-大木-
はい、そうですね。契約がもう確定する形になりまして、昨日、内覧を開始したんですけれども、すでに 2、3組来てくださって検討状況にあります。やっぱり最近の傾向として、 できる前に決めてくださる方も多くてすごいありがたいんですけれども、おそらく実際の店舗を見てから決めたい方がほとんどじゃないかなと思います。内覧会を通して、営業開始2月頃までにもう少し決めていきたいなと思っております。

ちなみに今回からネイル専用区画を2つご用意しておりまして、こちらは2区画とも埋まっています。

-杉原-
THE SALONSの美容モールの中には、今あったネイルのほかにも美容室ではないサロンがあるんですか?

-大木-
ほかには、 アイブロウ、アイラッシュ。あとはエステはもちろんですし、美容整体やコルギなど、そういう美容に通ずるものに関しては入っているサロンがあります。

同じフロアの中に美容室に限らず色々なサロンがあるので、来ていただいたお客様にとっては、お店を見たり看板を見たりするだけでも見たことないような空間で面白いだろうなと思います。

◆今年の春から夏にかけてオープンするTHE SALONS 心斎橋店について

-杉原-
新宿店の次は、初の関東圏外に進出する、大阪心斎橋店が今年の春から夏にかけてオープンしますね。こちらはどんな立地でどんな客層をターゲットにしているのでしょうか?

-大木-
もともと関東以外に出店するときは、もちろん栄えている都市、九州だったら福岡、 関西や東海であれば名古屋、大阪あたりを考えてはいたので、その中で大阪のいい場所に出店できることになったのははすごい良かったかなと思っております。

心斎橋はもともと美容室は多いところではあるのと、すでにオープン前からお問い合わせいただいてた方がいらっしゃるエリアなので、 その方たちにリリースを知っていただいて、まずお問い合わせをいただくことでご案内できたらいいなと思っています。

また、御堂筋や高級ブランド街からも近いエリアで、関西に出店されている方からも心斎橋はいい町だっていうのを聞いてはいるので、立地としてもすごくいい場所なんじゃないかなと思います。大通りに面してますし、駅からも2つの駅から近いというところと、3階で大きく看板を出せるのもポイントでした。

心斎橋店では、新宿と同様ネイル区画もオープンする予定なので、ぜひお問い合わせいただきたいなと思います。

-杉原-
さて、将来こんなサービスを出してみたいとかありますか?

-大木-
もともと私がThe Salons Japanに入社した経緯として、 美容業界で問題を抱えている美容師さんたちの問題が解決できるサービスに魅力を感じて入ってきた部分があるので、その問題解決をするためのより良いサービスにしていくというのが前提としてあります。

よくあるお悩みで言うと、 経営面や路面店に出店する時のご相談というのは多いです。美容師をされてきた方なので当然、不動産や経営の知識は皆さん最初はお持ちではないので、ご相談を受け付けられる仕組み作りをしていきたいなと私個人としては考えてます。

THE SALONSで力をつけて路面店を出したときに、「THE SALONSを出てよかった」「THE SALONSを出たからこういうところで仕事できた」と言っていただけるようなサービスに発展していったらいいのかなと考えています。

実際にTHE SALONSを出てお店を出すことが決まったときに、不動産トラブルにあった方もいらっしゃるので、トラブルにあわないようにサポートできるようなサービスができたらいいなとも思いますね。

◆「ベンチャーエコシステムの実現」に向けて

-杉原-
D-POPS GROUPは、「社会に変革をもたらす多数の成長ベンチャーを輩出する」をビジョンに掲げています。一言で言えば、「ベンチャーエコシステム」の実現を目指していますが、このベンチャーエコシステム作りに対してどんな感想を持たれますか?

-大木-
そうですね、出資のお話が始まるまで、「ベンチャーエコシステム」という言葉を私自身知らなくて、 このお話いただいて、ホームページで拝見して初めて知りました。

今回出資していただいたことで、先ほどお話した通り、 まずすでにその影響を感じている部分はあるので、頂いたご意見をしっかり取り入れることによっていい循環に持っていければいいかなと思っているところです。

あとは今のところまだほかのグループ会社さんとあまり関わりがないので、The Salons Japanとディ・ポップスグループの皆さんとつながりを作れるような取り組みを作って、グループとしては異質な存在ではありながらかかわりを持てる機会があったらいいのかなと感じています。

◆5年後・10年後の目標

-杉原-
これからいろいろな取り組みをしていきましょう!では、サロンズジャパン及び、大木さんの10年後の目標を聞かせて下さい。

-大木-
そうですね。私自身THE SALONSというサービスがいいものだなと思っていて、入居してくださっている美容師さんにとってもいいものであると思っています。

私自身がいいサービスだと思えないとお勧めできないと思っているので、10年後には、このTHE SALONSとしてのサービスがより良いものになって、美容業界の問題解決に繋がるシステムにしていきたいと思っています。

10年後で考えると難しいんですけど、清水が目指している5年で30店舗出店するという目標があるので、そこは一緒にチームとして目指していけたらいいのかなと思っています。出資をしていただいたことで力も増えてると思いますし、よりお客様から求めてもらえるようなサービスにするよう努力を続けていきたいです。

◆ホームページを訪問した読者に向けて一言

-杉原-
5年で30店舗。アグレッシブな目標ではありますが、とてもいいですね。
最後に、ホームページを訪問した読者の方に、一言お願いします。

-大木-
このインタビューを見てくださる方は、THE SALONSを知らない方も多いと思うんですけれども、THE SALONSは、今の美容業界が過酷で環境が悪いと思われているところの問題解決をしていけるようなサービスになっています。

あとは、入居している美容師さんが皆さん本当にいい方が多くて、トラブルが本当に少ないんです。自立心があって、売上を持ってらっしゃる。そして先ほど勉強家だってお伝えしたんですけど、 すごくお人柄としてもいい方が多いなっていうのを個人的に思っています。

ぜひ一度THE SALONSを検索して、お店に来ていただけたら嬉しいです。どのサロンに来ていただいても素晴らしい美容師さんがいらっしゃいます!

 

☆インタビューアー
D-POPS GROUP アドバイザー 杉原 眼太

【The Salons Japan株式会社】
代表者:代表取締役社長/CEO 清水 秀仁
所在地:東京都世田谷区松原2-43-11 キッドアイラックビルヂング 2F
設 立:2018年11月30日
サイト:https://www.thesalons.co/

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  • INTERVIEW
2026.06.18
採用DXで人事を刷新。HRクラウド中島社長と「採用一括かんりくん」の挑戦 ~Part1~
D-POPS GROUPは、HRクラウド株式会社への出資を行っています。同社は「採用一括かんりくん」を主力サービスとして、中堅・中小企業の採用DXを推進するHRテクノロジー企業です。創業から3年で年商1億円を達成し、コロナ禍を転機に急成長を遂げた中島悠揮社長の起業家としての軌跡と、同社が描く未来を全3回にわたって紐解きます。 Part 1では、27歳での起業を志した原点から、学情・楽天を経て創業に至るまでのストーリー、そして創業3年で1億円を達成した軌跡をお届けします。 (このインタビューは2026年4月に実施しました。) ◆ 「27歳で起業する」――少年時代から芽生えた経営者への憧れ -杉原- まず初めに、中島社長が14年前にHRクラウド社を創業されたきっかけを教えていただけますか。 -中島- 創業自体は、27歳で会社を立ち上げるということだけはもう決めていたんです。そこまでは具体的に考えていなかったんですが、「30歳までに1億円の会社を作る」という目標がありました。 その理由は、私自身が20歳ぐらいの頃にすごくお世話になった先輩がいまして、その方が32〜33歳の頃に「1億」というワードを口にしていたからです。その人の年齢に自分がなった時に、超えていなければいけないという気持ちになって。『30歳で1億円』ということが就活の頃に明確になりました。そこから逆算すると3年はかかるだろうということで、27歳で起業するということだけは漠然と決めていたんです。 -杉原- 子供の頃から、社長への憧れはあったんですか? -中島- そうですね。子供の頃から社長に対する憧れはすごくありました。親戚のおじさんが会社経営をされていて、その生き方がとても豪快でかっこよかったんです。 また、少年野球をやっていた頃の最初の3年間、監督が自分で会社経営をされていて、これまたすごく豪快な方でした。「お前ら、飯食え!」と言って、チーム全員をロイヤルホストに連れて行ってくれるんです。私の家はかなり貧乏でしたので、ロイヤルホストに行けること自体もすごかったし、しかも全員に、「家族も呼んでいいよ」と言ってくれて。そういう姿がかっこいいな、憧れるなと思っていたのがあります。 まずは起業するという夢があって、20歳になって「いつ」「どれくらいの規模に」するかが明確になったという感じですね。 ◆ 学情・楽天での下積み――「いろんな業界を知りたい」という原動力 -杉原- どんな事業で起業するかという計画はあったんですか? -中島- 全然なかったですね。27歳の段階でも全くなかったです。1社目に学情という会社に入社したんですが、そこは人材と広告の事業をされている300人ぐらいの会社でした。なぜそこで働いたかというと、いろんな業界やいろんな会社を知れるところに行きたかったからです。 将来起業したいんだけど、何をやればいいか正直全然わからない。だからいろんな業界、いろんな会社が見られるところに行きたいなと思って、それなら人材か広告だな、と。両方やっていた学情に入社し、そこでいろんな会社を見ました。 ただ、そこでは2年間しか勤めませんでした。でも気づいたのは、当時はITというのがそこまで大きくなかった頃で、スマホも出始めのタイミング。ITにもっと強くならないといけないという気持ちが強くなりました。当時は大阪にいたんですが、大きな会社を作るには東京に行かなきゃダメだなとも思っていました。 -杉原- それで楽天に転職されたんですね。 -中島- はい。そのタイミングでご縁をいただいて転職しました。いろんなビジネスモデルを学びたいという気持ちもありましたし、楽天は10年で1万人になった会社ですから、そのシステムを知りたいという思いもありました。楽天時代にはいろんなベンチャー社長との繋がりも増えていきまして、実はその時にディ・ポップスグループの後藤さんにも出会いました。 ◆ 「周りに言いまくった」――退路を断つことで生まれた決断 -杉原- 2014年に1人で起業されたんですよね。 -中島- はい、共同創業者などもなく1人で立ち上げました。楽天時代にいろんなベンチャー社長との繋がりが増えていったので、「来年の春に起業します。いろいろと応援してください。」とその皆さんにひたすらお伝えしていました。 それが年末になってくると、来年の春に起業するのがすごく怖くなって。「やっぱり楽天を辞めたくないな」と思ったんですけど(笑)、周りにも言っちゃったしもう後戻りできない、と。退路を断つことで決断できました。 -杉原- 最初のオフィスはどうされたんですか? -中島- 会社を立ち上げた一番最初は、株式会社HRteamさんの一席をお借りしました。現在新卒紹介では日本のトップレベルの会社です。代表の方が「創業するんだったら一席使っていいよ。その代わり、これから人材事業を始めるから教えてくれ」と言ってくださって。一席をお借りする代わりに人材事業のノウハウを色々お伝えしながら一緒にHRteamさんの人材事業の立ち上げに携わりました。 私自身も逆にベンチャー企業の作り方やスケールの仕方など楽天では学べないベンチャーならではのことを多く学ばせていただきました。 本当に貴重な期間だったと思います。 ◆ 創業3年で年商1億円達成――「空手で培った精神力」が支えた -杉原- 目標だった、「創業3年で1億円」は達成できたんですか? -中島- ちょうど3年目で達成しました。 -杉原- 自ら立てた目標を達成、素晴らしいですね!起業のきっかけは深い話ですね。やっぱり行動力というか、意思の強さを感じます。学生時代、何か部活などはやっていたんですか? -中島- 空手をやっていまして、そこで精神力はつきましたね。戦いたくないし、痛いし。でもやらなきゃいけない、勝ちたい。この葛藤は大会に出場する度にありました。 この空手で培った「やらなければならない時にやりきる精神」は、創業後の困難な局面においても軸になりましたね。 -杉原- 中島社長の、”一見穏やかだけど内面には熱いものがある雰囲気”は空手から来ていたんですね。ところで、ホームページのご挨拶の中では、お父様は新卒から定年まで40年勤め上げた会社員だとありますよね。起業家が当たり前という環境ではなかったと思うんですが、お父様は応援してくれていたんですか?また書籍や経営者の言葉で影響を受けたこと等ありますか? -中島- 父親は「人に迷惑をかけるな」ということをずっと言っていまして。うちの会社がある程度形になってからは、「人を尊重しろ」という言葉に変わりました。 また、書籍ではないのですが、サイバーエージェントの藤田さんのブログは当時よく読んでいました。実は楽天に転職する際、サイバーエージェントでも面接を受けたのですが、残念ながら落ちました。(笑) -杉原- 確かにあの時代、みんな藤田さんのブログを読んでいましたよね!今はブログやYouTubeで学べる時代なので、書籍に限らずいろいろなところで学びを得られますね。 ☆インタビューアー D-POPS GROUP アドバイザー 杉原 眼太 【HRクラウド株式会社】 代表者:代表取締役社長 中島 悠揮 所在地:東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル7階 設 立:2014年4月 コーポレートサイト:https://hr-cloud.co.jp/ Part 2では、 ・主力サービス「採用一括かんりくん」について ・コロナ禍の大きな決断 ・生成AIを活用した採用DX などについてお伺いしています。 Part2もぜひご覧ください!
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2026.06.16
「健康は最高の投資」40年のキャリアが語る、経営者の体と姿勢の真実|青山一丁目カイロプラクティック・山口博院長インタビュー【Part3】
【このパートについて】 全3回にわたるインタビューの最終回となるPart3では、テレビ出演のきっかけとなった「利他の精神」の実践、そして修行先の院に通っていた本田宗一郎氏が語った「経営者が健康でなければならない本質的な理由」、「トップリーダーの意思決定の速さ」に関する伝説のエピソードを公開します。さらにベンチャーエコシステムと山口先生の「全体のつながりを見る」という哲学の共通点などをお届けします。(このインタビューは2026年3月に実施しました。) ■ 青山一丁目への移転と、テレビ出演につながった「利他の精神」 -杉原- 四半世紀にわたって青山でカイロプラクティック院を経営されている山口先生ですが、現在の場所に移られた経緯を教えてください。 -山口- 実は最初、渋谷で開業しました。ただ当時の渋谷は、タワーレコードの近くで歩いていると女性の腕を引っ張ってナンパしてくるキャッチセールスが流行っていた時代で、来院される方から「今日も2回捕まりました」とか「道が混んで歩きにくいですね」というお声をいただいていました。 場所を変えようと考えた時に、表参道や外苑前にはカイロプラクティック院のホームページがあったのに、青山一丁目にはなかったんです。渋谷に来られている方も半蔵門線を使えば青山一丁目はそれほど不便ではないなと思い、実際に来てみたら道も広くて、2000年に青山一丁目に移りました。 その後、大江戸線が開通してアクセスが良くなったり、NHK以外のテレビ局が港区に集まっていたりしたこともあって、アシスタントディレクターの方から肩こりや腰痛に関するリサーチの依頼が来るようになりました。 電話で話すだけでなく、Word文書にまとめてメールで送ったり、資料を作って郵送したりしていたんです。するとある時、「テレビに出ることはできますか?」という話をいただきました。それがきっかけで、いろいろな番組に出演することになりました。 後日、ディレクターになった方に「なぜ私を選んでいただいたのですか?」と聞いたところ、「どこよりも丁寧に対応して、資料も書類も作って送ってくれたのはあなただけだった。ADから番組を持つようになった時には必ず声をかけようと思っていた」とおっしゃっていました。 これは稲盛和夫さんの言葉で言えば「利他」の精神ですね。何かを求めてやったのではなく、その人のために誠実に対応しようと思ってやったことが、後になって大きな形で返ってきた。もし何かを求めながらやっていたら、そうはならなかったかもしれません。 この話をうちに来院される経営者の方にすると、「経営と同じですね」とおっしゃる方が多いんです。求めすぎるより、相手のためを思って誠実に動いた方が、後で大きなものが返ってくるという経験をされている方が多いですね。 ■ 本田宗一郎氏が語った「経営者が健康でなければならない本質的な理由」 -山口- 修行させてもらっていた院には、経営者の方もよく通われていました。その中で今も語り継がれているエピソードがあります。自動車メーカーの創業者、本田宗一郎さんのお話です。私は本田さんとは直接お会いしたことがないのですが、私の先輩が本田さんに施術をされていたそうです。 ある時、先輩が本田さんに「大きな会社のトップとして大変なお仕事しながら、特にどこかが痛いとか困ったことがないのに、なぜ定期的にいらっしゃるのですか?」と伺ったそうです。すると本田さんはこうおっしゃったと聞いています。 「会社のトップとして、業績が良くて進軍ラッパを鳴らして前進しているときほど気持ちのいいものはない。だけど、時には進軍を止めて、退却ラッパを鳴らして戻らなければならない時もある。このタイミングを間違えると会社に大きな損害をもたらす。そのラッパを吹くタイミングは、健康でなければ間違えてしまう。だから私はここに通っているんだ。」 この言葉が後輩たちの間で語り継がれています。経営者にとって「健康であること」は単に体調管理ではなく、重要な意思決定を正確に行うための根幹なんだと、改めて感じさせられます。 もう一つエピソードがあります。院長が本田さんを施術している際に、当時の車のシート(ふかふかと沈み込むタイプ)が体に良くないという話をされたそうです。すると本田さんが「そうか」と言って帰られ、翌日にはホンダの技術者が何人も来て、院長と話し合いながらシートの設計図を作っていったという話を聞きました。その試作シートは、その後リリースされた車に、早速、活かされたそうです。 一番すごいと思ったのは、「乗る方のためにした方がいい」と思ったら、翌日にはもう行動に移している、そのスピード感と決断力です。トップがそう動けるということの意味を、深く感じます。 ■ 日本姿勢教育協会 —「姿勢の大切さ」を社会に広める活動 -杉原- 四半世紀にわたって青山でカイロプラクティック院を経営されている山口先生ですが、他にもいろんな活動をされていますね。一般社団法人日本姿勢教育協会について教えていただけますか。 -山口- この協会は、姿勢の大切さを理解し、人に伝えられる人材を育成することを目的としています。姿勢から心と体をサポートし、健康長寿な社会を目指す活動です。 「姿勢は大切」とはわかっていても、なぜ大切なのか、姿勢が悪いと何がいけないのか、良くするためにはどうすればいいのか、これを分かりやすく伝えることは実は難しいんです。そのための「姿勢教育アドバイザー」「姿勢教育指導士」という資格を設けて育成しています。興味のある方向けのセミナーも、講師を目指す方向けのセミナーも開催しています。 ■ 放送大学での講義 — 毎回抽選になる人気講座の秘密 -杉原- 他にも放送大学で長年、授業を担当されていますね。どんな方々に向けた、どんな内容の講座なのでしょうか? -山口- 放送大学では最初、「姿勢と健康」という講座を担当していました。その後、その講座は協会の若い先生に引き継いでいただいて、今は「負けない体を作る姿勢学」という講座を担当しています。 放送大学の受講者は、大学の資格を取りたい方が少なく、社会教養として来ている方が多いです。40代、50代、60代が中心ですね。カイロプラクティックの内容は一切やっていません。 -杉原- 教養として来ている一般の方向けということですね。大人気らしいですね。 -山口- おかげさまで毎回抽選になっています。放送大学の中でも最も受講者が多い講座のひとつになっています。コロナ前には北海道や九州から飛行機で受講に来られた方もいらっしゃいました。土曜日・日曜日の集中講義で8コマをまとめてやるので、1泊のホテル代で受講できる。その話を聞いただけで、私たち講師もますます頑張ろうという気になります。 ■ ベンチャーエコシステムとカイロプラクティックの哲学 —「全体のつながり」という共鳴 -杉原- ディ・ポップスグループでは「リアル×テクノロジー×グループシナジー」を組み合わせた事業展開で、ベンチャーエコシステムの実現を目指しています。グループ内外の企業が、お金だけでなく営業や人材紹介など様々な形で助け合うプラットフォームを作ろうとしているのですが、先生の取り組みと共通すると感じる点や共感できる点があれば教えてください。 -山口- 共感するのは「一つの部分だけを見るのではなく、全体の流れ・つながりを通して見ている」というところです。 私たちも、たとえば肘をぶつけて小指がしびれても、小指だけを治療するのではなく、なぜそうなったのか、姿勢全体の問題を探ります。肩こりであれば、肩だけでなく、モニターの高さや椅子の設定、生活環境全体を見て改善する。この「つながりを通して見る」という視点は、まさに共通していると感じます。 -杉原- 流れを良くするということは、本当にそうだと思います。弊社のグループ会社の定期的な役員会では全員参加で進捗報告をして、その後オンラインでお互いの悩みや困りごとを共有し合って、アイデアや経験を持ち合います。 そしてグループ会社じゃなくても、出資という関係でベンチャーエコシステムのメンバーとして繋がっている会社ともその関係があります。お金だけではなく、一緒に営業に行ったり、必要な人材を紹介したり、顧客を繋いだり。それがエコシステムの「流れを良くする」ということですね。今こうして話しながら、血流の流れを良くするというイメージが重なります。 -山口- 血流が滞るのは、身体の重さを支えることによる物理的な疲労もありますが、気疲れによる神経的なものもあります。物理的な疲労は動くことで解消できますが、気疲れの場合は感動や笑い、あるいは朝日を浴びながら呼吸と歩調を合わせてゆっくり歩くことでセロトニンが分泌されて、発想力が上がり、気持ちも整ってきます。経営者で朝に歩かれる方が多いのも、納得できますよね。 ぜひ、目が悪くなければサングラスはせずに朝歩いた方がいいですよ。目に光が入ることで、セロトニンがより多く分泌されるんです。これは研究者の方がしっかり確認されているデータです。 ■ 読者へのメッセージ — 最高のお医者さんは、あなたの体の中にいる -杉原- 最後に、読者の皆さんに向けて一言お願いします。 -山口- ぜひ、ご自身の体と健康のために投資してほしいと思います。健康は業績と直結しています。 皆さんにとって最高のお医者さんはどこにいると思いますか?有名な大学病院でしょうか?実は、皆さんの体の中に最高のお医者さんがいます。何か異変があると体はそれを脳に伝え、脳が解決策を体に指示する。それを担っているのが「自律神経」です。 この自律神経の多くは、背骨を通って体の各部位に届きます。つまり、背骨が健康であることは、全身の健康にとって極めて重要なんです。そして背骨と姿勢はイコールです。姿勢が崩れれば背骨も崩れる。だから、姿勢を整えることは自律神経を整えることにつながります。 また、関節は動かさないと動かなくなります。体がずっと丸まっていると、だんだん伸びなくなる。だからこそ、意識的に動かしてほしい。健康への投資が事業の成功につながります。少しでも皆さんのお力になれたら嬉しいです。ありがとうございました。 ☆インタビューアー D-POPS GROUP アドバイザー 杉原 眼太 【青山一丁目カイロプラクティック】 院 長:山口博 所在地:東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山740 公式サイト:https://aoyama1.jp/ Part1の記事はこちらからご確認ください。 Part2の記事はこちらからご確認ください。  
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2026.06.02
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