COLUMN

採用DXで人事を刷新。HRクラウド中島社長と「採用一括かんりくん」の挑戦 ~Part3~

  • INTERVIEW
2026.06.26

Part 1Part2では、中島社長の創業の原点から、「採用一括かんりくん」の急成長と、AI活用による採用革新をお届けしました。Part 3では、創業から続いた組織マネジメントの苦悩と乗り越え、CESでのヒューマノイド体験、D-POPS GROUPとの出資関係の背景、そして「1万社導入」を目指す5年後のビジョンをお届けします。

◆ 創業から5年間の「最大の危機」――組織マネジメントの失敗

-杉原-
13期目に入ったということで、この12年間の中で最大の危機はどんなことでしたか?

-中島-
組織マネジメントが大きな壁でした。私はマネジメントをほとんど知らない状態で会社をスタートしています。ありがたいことに「中島さんと働きたいです」と言って入社してくれる方たちはたくさんいたんですが、実際入社してもらった後、マネジメントが全然できていなかったんです。自分は外ばかり見ていて、社員を放置してしまっていたんです。

それが原因で、入っては辞めて、入っては辞めてをずっと繰り返していたというのが最初の5年間で、とても辛かったです。私の責任なんですけどね。

-杉原-
それは2億円の債務超過よりも大きな危機だったんですか?

-中島-
そうですね。お金に関しては社員が少人数でしたので、自分が営業して稼げばなんとかなる状態でした。人の問題のほうが精神的に辛かったですね、同じことを繰り返してしまっていましたから。

大きく変えたのは、採用においてカルチャー採用にシフトしたことと、評価制度を変えて、本人たちがどれだけ頑張ればどれだけ成長していくかを可視化できるようにしたこと。この2つです。2018年入社の方たちからだいぶ落ち着き始めました。僕自身がプレイヤーから経営者へ移行できなかった、やらなかった失敗です。

-杉原-
カルチャーフィットや人事評価制度の設計は重要ですよね。オフィスの入り口にあるコアバリュー10か条やクレドは、とても共感できるものばかりなのですが、これらはその頃に作られたんですか?

-中島-
そうですね。ただ、あの時からだいぶ中身も変わっています。会社の経営テーマというものを毎年作っていて、去年のテーマは「未来プラス思考」、その前は「ワンチーム」というテーマでやっています。そういったテーマがクレドに加わることは多いです。

◆ 100名突破――企業文化の浸透と次期幹部育成

-杉原-
この4月に18人も社員さんが加わって社員が100名を超えたとのこと。この規模になってくると企業文化の浸透やスピードの問題も出てくると思うのですが、どのように取り組まれていますか?

-中島-
ちょうど100名になるところで、今まで役職を3階層でやってきたところを4階層に変えました。今やっているのは次期幹部育成のため、私が毎月研修をやっています。文化の浸透がしっかりできていないことがスピードの遅さに繋がると思うので、私がどういう考えで経営しているのかを、今15人ぐらいの次期マネージャーたちに研修しています。

-杉原-
社員の皆さんが集まる機会はありますか?

-中島-
毎月表彰式があります。月1で小さい表彰式、クォーターに1回大きい表彰式、年間にもっと大きい表彰式という流れなんですが、月1のものはこのオフィスで表彰式をやって、その後みんなで懇親会をしています。

-杉原-
それは営業成績だけでなく、いろんな職種が対象なんですよね?

-中島-
そうですね、誰でも受賞できるチャンスがあります。

◆ 企業バリュー「Honest・Respect・Challenge」に込めた思い

-杉原-
ホームページには、企業バリューとして「Honest(誠実・素直)」「Respect(尊敬・尊重)」「Challenge(挑戦)」を掲げています。ディ・ポップスグループが掲げるバリュー「誠実・謙虚・感謝の心で、共に学び、共に成長する」とも極めて類似しています。この類似点への想いや感想を聞かせてください。

-中島-
我々が『明日の仕事が楽しみな世の中を創る』というビジョンを掲げているので、それを一番大事にしている会社でありたいと思うんですね。うちの社員たちも仕事に本気で向き合って楽しんでほしいというのがあって、そのために大事なものが「Honest(誠実・素直)」「Respect(尊敬・尊重)」「Challenge(挑戦)」になります。

仕事が楽しくなっていくためには、やっぱり自己成長がないと楽しくない。成長していくには素直さや謙虚さがないと成長していかないし、チャレンジ・挑戦していかないといけない。

また、会社側からも挑戦する場所を提供することが大事ですし、尊重という意味でいくと、うちにはエンジニア、マーケティング、セールス、カスタマーサクセス、管理部と多岐に渡っていることから横の連携がすごく大事な会社なので、ちゃんと相手を尊重し合うことは大事にしようと。チームでやっているんだという思いを込めて3つのバリューにしています。

-杉原-
お話を伺っていて、中島社長は素直さや誠実さにあふれる方だなと感じましたし、社員の皆さんにもそのバリューが伝わっているんだと思います。

-中島-
この3年間で新卒で入社した社員が30名ほどいるんですが、その中で辞めたのは1名だけなんです。

-杉原-
それは素晴らしいですね!採用基準に特徴はあるんですか?

-中島-
採用基準というほどでもないのですが、とにかく素直でいい子であることが一番ですね。どれだけスキルが高くて仕事ができても、素直であることが一番大事です。

◆ CESで体感したヒューマノイドの未来

-杉原-
ところで、年明けにCESに視察されたと伺いました。世界の潮流について感じたことや気になったことを教えてください。

-中島-
これはもう中国企業のヒューマノイドですね。ロボットの上にAIが組み合わさると世界が変わるなということをお肌で感じました。犬型のロボットもあって、すごい速度で走るんです。センサーが、AIを搭載しているので、銃を持って戦争で使われるイメージがすごく湧いてきたんです。想像するのも怖いですが、今後こうなるんだなと思いましたね。

人材業界でいくと、広義な意味でヒューマノイドも入ってきます。我々はブルーワーカーのお客様も多いので、今人手不足で採用できないという状況に対して、別の選択肢としてヒューマノイドはどうですかという提案は、事業としてなくはないので、情報を仕入れていこうと思っています。

-杉原-
その出張の際に、ディ・ポップスグループの千本会長、後藤社長ともご一緒されたと聞きました。また帰国後は千本会長とゴルフもご一緒されたと伺いました。ベテラン経営者のお二人とのお付き合いを通じてどんな感想を持たれましたか?

-中島-
千本さんがおっしゃった、「とにかく社会のためになる、とてつもないでかいことをやる」という言葉が、自分の中ですごく響いています。それと、いつもお会いするたびに「創業して何年?売り上げは?社員数は?」と聞かれて答えると、「全然ダメだね」と言われるんです。そのたびに毎回悔しいなと思うんですが、いつもそうやってエネルギーをいただいています。一方で「えらいじゃん!」とすごく褒めてくださることもあり、そのたびにまた頑張ろうと思えます。

◆ D-POPS GROUPからの出資を受けた理由

-杉原-
上場を見据えているHRクラウド社さんに対しては、数多くの出資候補企業があったと思うのですが、D-POPS GROUPからの出資を受け入れていただいた理由、また出資を受けてよかったと思われたことはありますか?

-中島-
たくさんあります。まず、なぜお願いしたかというと、後藤さんが創業前からずっと応援してくださったということ。創業したタイミングで、最初の事業が人材紹介だったんですが、後藤さんから「1人採用するのにいくらでサービス提供してるの?」と聞かれて、「80万円です」と答えたら「じゃあ5人分お願いするよ」と最初に言っていただいたんです。当時お金も全然回らなくて大変だった時期に、400万円いただいたのは経営として本当に助かりました。

そして今でも年1~2回、後藤さんに経営アドバイスをいただくのですが、その時にいただくアドバイスがグッと心に刺さるものばかりで、何度も助けていただいたという恩がたくさんあります。その恩を返したいという気持ちがあって、後藤さんに出資をお願いしたんです。

-杉原-
時々後藤さんから話を聞きますが、恩返し出資だったんですね。

-中島-
まさにそのパターンで、恩返しをしたいということでお願いしました。まだ上場できていないので完全な恩返しはできていませんが、HRクラウドがしっかり大きくなって上場できたら恩返しができるなと思っています。

◆ ベンチャーエコシステムへの共感――「日本を強くしたい」

-杉原-
D-POPS GROUPが目指している「ベンチャーエコシステムの実現」に対して、共感する部分はどんなところですか?

-中島-
「日本を強くしたい」というのが私の根底にあります。理由は、私の祖父から戦争の話をよく聞いていたのと、祖父の弟が特攻隊に在籍をしていて、その時の日記を読ませていただいたことが今も頭に残っているからです。やっぱり日本を強くしたいんですよ。

日本を強くしたいから、我々も仕事が楽しみな人たちを作っていきたいという考えなんですが、そこにおそらく通ずるものだと思うんです。ベンチャーエコシステムって、結局ベンチャーが日本を変えていくと思うので、それをその土台から支えていらっしゃるベンチャーエコシステムというのは、日本を強くするという思いの中で共感できるものです。

-杉原-
千本会長もよくおっしゃいますが、これまで日本を大きくしてきたのはベンチャーですもんね。ベンチャーを強くすること・応援することが日本を強くすることにつながるというのは本当にそうですね。

◆ 5年後のビジョン――「1万社」と「ビッグデータ活用」

-杉原-
今後さらに成長を加速させるために準備している新しい機能やサービス、もしくは「5年後に目指す姿」について教えていただけますか?

-中島-
5年後には導入社数が1万社を超えたいということと、その1万社があるおかげで出てくるビッグデータを活かしたビジネスを展開していきたいです。1800社の企業様にお使いいただいている採用プラットフォームなので、かなりのデータ量が集まってきていて、それを活かしたAIビジネスをどんどん進化させていくことができると、常にワクワクしています。

そのためにはやっぱり人がまだまだ足りないなと思っていて、人をもっと育てていく、強い組織文化と柔軟性のある企業を作りたいと思っています。

-杉原-
その将来のビジョンに向けての一手として、去年の10月にオフィスをここ紀尾井町に移転されましたよね。

-中島-
移転を決めた理由はロイヤリティを高めるのがテーマでした。それは社内外です。お客様とのロイヤリティ、社内メンバーとのロイヤリティ。ここで懇親会やユーザー会をやったり、先週の金曜日もここに寿司職人の方をお呼びして新入社員歓迎会をやりました。

◆ 読者へのメッセージ

-杉原-
最後に、読者の方に一言お願いします。

-中島-
僕の経営人生もそうなんですが、やっぱり1人の力じゃできなかったなと思います。いろんな人の支えがあって今こうして会社を続けてこられています。

まだまだ小さい会社なんですが、いろんな仲間にも恵まれてきたので、いろんな人の力を借りるということが大事だと思います。その繋がりを作るということも。そして、その一端を担っているのがベンチャーエコシステムだと思います。そういうものをうまく活用すると成長しやすいんじゃないかなと思います。

☆インタビューアー
D-POPS GROUP アドバイザー 杉原 眼太

【HRクラウド株式会社】
代表者:代表取締役社長 中島 悠揮
所在地:東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル7階
設 立:2014年4月
コーポレートサイト:https://hr-cloud.co.jp/

 

関連記事

採用DXで人事を刷新。HRクラウド中島社長と「採用一括かんりくん」の挑戦 ~Part2~
Part 1では、中島社長の起業家としての原点と、27歳での創業に至るまでのストーリーをお届けしました。Part 2では、採用DXを革新する主力サービス「採用一括かんりくん」の誕生秘話と驚きの機能、コロナ禍を追い風に変えた成長戦略、そしてAI活用の最前線についてお届けします。 ◆ 中堅・中小企業の「採用三重苦」を解決するサービスへ -杉原- 人材業界のプラットフォーマーになることをミッションとして掲げていらっしゃいますが、具体的にはどんな顧客向けにどのような製品を展開されているんでしょうか? -中島- 今の現状でいくと、新卒採用を5名以上されている中堅・中小企業様向けに、採用のAIエージェントサービスを提供しています。 中堅・中小企業様の悩みは、母集団が集まらないということと、辞退されてしまうということと、人手が足りないという三重苦です。 楽天や学情で営業をやっていて、いろんな中堅・中小の企業様の経営者や人事と話をするたびに、この悩みを共通でおっしゃっていました。それをクリティカルに解決するサービスが世の中になかなかない。そこから最初は人材紹介事業からスタートして、今に至るという流れです。 -杉原- 人材紹介に加えて、採用業務をロボットとAIが自動化するサービスも提供していたということですね。 ◆「採用一括かんりくん」――人事の仕事を8割削減する仕組み -杉原- 主力サービスの「採用一括かんりくん」について改めて教えていただけますか? -中島- 人事の方って、ほとんどの会社がExcelかスプレッドシートなどで採用管理されています。マイナビとかリクナビ、オファーボックスやその他人材紹介会社など、いろんな媒体を使って応募者を集めますよね。 集まってきた応募者情報をExcelに転記して、説明会のご案内の有無、参加の有無、アンケート回収、一次選考の案内…ということをスプレッドシートで何千人という管理をする。とにかく手間がかかって大変なんです。 しかも1人1人に個別にメール送ったり電話をしたりとか。面接の評価の後、面接官にどうだったか聞いて、やり取りが発生して。最近は面接がオンラインなので、面接日程が確定したらオンラインのURLも発行して送って…みたいなことを何千人ってやらなきゃいけないんです。 -杉原- 確かにこうやって並べるとかなり大変ですね。それをどう自動化するんですか? -中島- 我々のシステムは、まずクラウド上で管理ができる、かつ自動化が強いシステムです。応募者がまず媒体に集まってくると、自動的にかんりくんに登録されます。登録されたら、応募者に自動的に説明会の案内を送信します。 しかも応募者はその案内がLINE上に届くので、LINEのメッセージをタップするだけで予約ができる。予約をすると説明会の詳細案内が来て、オンラインのURLも自動的に発行される。説明会が終わったら、かんりくんの機能でアンケートを送る。 そのアンケート上で求職者の方が「次回選考に進みたい」ボタンをポチっと押すと、またLINEに次の選考案内が届く。学生はLINEで次の選考の予約が完了して、オンラインのURLも勝手に送信されるという、人事の方が何もしなくても全部回っていく仕組みです。 そして実際、人事の仕事は8割減るんです。実際にインタビューさせていただいた株式会社ボールド様は、年間300名の新卒採用をされているんですが、人事は1人で回しているんですよ。 ☆株式会社ボールド様の導入事例 https://www.career-cloud.asia/lp/interview/bold 300名の採用ということは、1,000人ぐらいの応募者がいるわけじゃないですか。それを人事1人で回すのは、普通ならありえないですよね。弊社も中途採用でかんりくんを使っていて、人事がゼロの状態で年間20名の採用ができています。 でも人事担当者にしかできないことがあります。面接と面談はやはり人がやるべき業務です。それ以外のプロセス管理は「採用一括かんりくん」が勝手に自動的に動きますので、人事担当者は人がやるべき業務に集中してほしいという思いでシステムを作っています。 ◆ なぜ「採用一括かんりくん」というネーミングなのか -杉原- ところで、このサービスのネーミングがいいですよね。「採用一括かんりくん」って、ひらがなで「かんりくん」ですし、CMもライトな印象で。 これにはどんな意図があるのでしょうか? -中島- そうですね。大手であればかっこいい横文字のサービス名にして、PRにコストをかけて、ようやく大衆が名前を覚え始めるんですが、我々はそんなに多額のPRコストをかけられない。 だから1回聞いたら何をやっているサービスかわかる、かつ勝手に広まっていく、というのが大事だなと思ったんです。「採用一括かんりくん」って聞いたら、採用を一括で管理できるシステムなんだなとわかる。人事の方の間で「何使ってるんですか?」という会話になると、「うち、かんりくん使ってます」とすぐ出てくる。それが横文字のサービス名だったら、「あ、なんだっけ…」ってなっちゃいますよね。 -杉原- 言われてみれば、確かにそうですね。これは社長のアイデアなんですか? -中島- 私のサーフィン仲間でよくしていただいている先輩経営者がいまして、よく経営の相談をさせて頂いているんです。このサービスを立ち上げるときに、「サービス名は何がいいですかね」と相談したら、「採用一括かんりくんがいいんじゃないか」とアドバイスをいただいたんです。 社名も、もともとはRootsという社名だったんですが、その方に「何をやっているかわからないから、HRクラウドにしたらどうか」とアドバイスいただきました。 -杉原- 中島社長が素直な性格だからこそ、素晴らしい先輩経営者に囲まれているんですね。ネーミングを取り入れるところもまさにそうですね。 ◆ コロナ禍を転機に――追い風を掴んだ「勝負の判断」 -杉原- 「採用一括かんりくん」の利用アカウント数が1800社を突破されていますが、ここまでの過程に転換期はありましたか? -中島- まずコロナの時が大きかったですね。コロナまでは100社ぐらいまでしか伸びていなかったんです。営業にちゃんと力を入れられておらず、そのころはまだ人材紹介に力を入れていたということもあって、100社ぐらいで止まっていました。 それが2020年のタイミングでコロナが来て、一旦企業の採用が縮小になったんですが、その後やっぱり採用が必要だねということで採用が動き始めた。コロナ禍なのでリモートで採用するという企業さんが増え始めたんですね。そうすると、リモートで採用するにはクラウド上で管理しないといけないよね、採用管理システムはどこだ、ということで「採用一括かんりくん」への問い合わせが急に増え始めました。 そのタイミングで、「これはチャンスだ」ということでタレントを起用してCMを打ったという流れなんですが、裏話もあって。 実は弊社は人材紹介業をやりながら、システムへの投資もずっとしてきたので、2億円の債務超過にまでいっていたんです。かなり危機的な状態になっていたタイミングでコロナが来て、人材紹介業の売り上げも半減してしまって。これはまずいなと。 そのときに国のセーフティーネットで2億円ぐらいの借り入れができた。そこへ「採用一括かんりくん」の問い合わせが増え始めて、「いや、これは勝負に出よう」と、借り入れた2億円を使ってPRを打ちました。私の中で、人生最大の勝負でしたね。 1年で300社ぐらい一気に導入企業が増えて、そこから現在1800社になりました。NewsPicksにも広告を出して、また今回CMを打ったりもして、ここ数ヶ月は昨年対比倍の勢いで導入していただいています。 ◆ AI活用の最前線――ChatGPT・Claudeを活用した採用DX -杉原- 昨年来、続々とAIスカウト、アトラクトAIなどのAI機能がリリースされていますが、これは明確な戦略の一環ですか? -中島- そうですね。人事の業務をなくしていくということと、採用に転換させるということ。先ほどお伝えした三重苦を解決するために必要なことを考えた時に、とにかく多すぎる人事の業務をAIとロボットで自動化させていかなきゃいけない。 あと、辞退されてしまうという課題に対して、本来人事の方がきちんと面接フィードバック文を作って、「ぜひ次回の選考においでください」という愛のある文章を作って送らなきゃいけないんですが、人事の方々が多忙すぎてなかなかできていないんです。それをAIが代替していく。人事の作業を軽減しつつ、集まってきた応募者の志望度を上げていく、『アトラクトする』ことに焦点を当ててサービスを開発してきました。 -杉原- 生成AIが大ブームになる前から考えていたんですか? -中島- RPA(注:Robotic Process Automation)に関しては、かなり他社よりも1歩先に進んでいるシステムになっていましたね。自動化というロボットの機能はすごくありました。ただAIは全然着手できていなかったんです。 技術的には、Claude(アンソロピック)やChatGPTにデータを飛ばして、返ってきたものを「採用一括かんりくん」上で表示するという形です。我々の方でプロンプトを組ませていただいて、人事専門の辞退率を下げる愛のあるメッセージを自動生成するノウハウがあるのがこのサービスの肝ですね。 ☆インタビューアー D-POPS GROUP アドバイザー 杉原 眼太 【HRクラウド株式会社】 代表者:代表取締役社長 中島 悠揮 所在地:東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル7階 設 立:2014年4月 コーポレートサイト:https://hr-cloud.co.jp/   Part 3では、 ・組織づくりの危機と成長 ・CESでの未来体験 ・D-POPS GROUPとの関係 ・ベンチャーエコシステムについて共感すること などについて伺っています。Part3もお楽しみに!
  • INTERVIEW
2026.06.18
採用DXで人事を刷新。HRクラウド中島社長と「採用一括かんりくん」の挑戦 ~Part1~
D-POPS GROUPは、HRクラウド株式会社への出資を行っています。同社は「採用一括かんりくん」を主力サービスとして、中堅・中小企業の採用DXを推進するHRテクノロジー企業です。創業から3年で年商1億円を達成し、コロナ禍を転機に急成長を遂げた中島悠揮社長の起業家としての軌跡と、同社が描く未来を全3回にわたって紐解きます。 Part 1では、27歳での起業を志した原点から、学情・楽天を経て創業に至るまでのストーリー、そして創業3年で1億円を達成した軌跡をお届けします。 (このインタビューは2026年4月に実施しました。) ◆ 「27歳で起業する」――少年時代から芽生えた経営者への憧れ -杉原- まず初めに、中島社長が14年前にHRクラウド社を創業されたきっかけを教えていただけますか。 -中島- 創業自体は、27歳で会社を立ち上げるということだけはもう決めていたんです。そこまでは具体的に考えていなかったんですが、「30歳までに1億円の会社を作る」という目標がありました。 その理由は、私自身が20歳ぐらいの頃にすごくお世話になった先輩がいまして、その方が32〜33歳の頃に「1億」というワードを口にしていたからです。その人の年齢に自分がなった時に、超えていなければいけないという気持ちになって。『30歳で1億円』ということが就活の頃に明確になりました。そこから逆算すると3年はかかるだろうということで、27歳で起業するということだけは漠然と決めていたんです。 -杉原- 子供の頃から、社長への憧れはあったんですか? -中島- そうですね。子供の頃から社長に対する憧れはすごくありました。親戚のおじさんが会社経営をされていて、その生き方がとても豪快でかっこよかったんです。 また、少年野球をやっていた頃の最初の3年間、監督が自分で会社経営をされていて、これまたすごく豪快な方でした。「お前ら、飯食え!」と言って、チーム全員をロイヤルホストに連れて行ってくれるんです。私の家はかなり貧乏でしたので、ロイヤルホストに行けること自体もすごかったし、しかも全員に、「家族も呼んでいいよ」と言ってくれて。そういう姿がかっこいいな、憧れるなと思っていたのがあります。 まずは起業するという夢があって、20歳になって「いつ」「どれくらいの規模に」するかが明確になったという感じですね。 ◆ 学情・楽天での下積み――「いろんな業界を知りたい」という原動力 -杉原- どんな事業で起業するかという計画はあったんですか? -中島- 全然なかったですね。27歳の段階でも全くなかったです。1社目に学情という会社に入社したんですが、そこは人材と広告の事業をされている300人ぐらいの会社でした。なぜそこで働いたかというと、いろんな業界やいろんな会社を知れるところに行きたかったからです。 将来起業したいんだけど、何をやればいいか正直全然わからない。だからいろんな業界、いろんな会社が見られるところに行きたいなと思って、それなら人材か広告だな、と。両方やっていた学情に入社し、そこでいろんな会社を見ました。 ただ、そこでは2年間しか勤めませんでした。でも気づいたのは、当時はITというのがそこまで大きくなかった頃で、スマホも出始めのタイミング。ITにもっと強くならないといけないという気持ちが強くなりました。当時は大阪にいたんですが、大きな会社を作るには東京に行かなきゃダメだなとも思っていました。 -杉原- それで楽天に転職されたんですね。 -中島- はい。そのタイミングでご縁をいただいて転職しました。いろんなビジネスモデルを学びたいという気持ちもありましたし、楽天は10年で1万人になった会社ですから、そのシステムを知りたいという思いもありました。楽天時代にはいろんなベンチャー社長との繋がりも増えていきまして、実はその時にディ・ポップスグループの後藤さんにも出会いました。 ◆ 「周りに言いまくった」――退路を断つことで生まれた決断 -杉原- 2014年に1人で起業されたんですよね。 -中島- はい、共同創業者などもなく1人で立ち上げました。楽天時代にいろんなベンチャー社長との繋がりが増えていったので、「来年の春に起業します。いろいろと応援してください。」とその皆さんにひたすらお伝えしていました。 それが年末になってくると、来年の春に起業するのがすごく怖くなって。「やっぱり楽天を辞めたくないな」と思ったんですけど(笑)、周りにも言っちゃったしもう後戻りできない、と。退路を断つことで決断できました。 -杉原- 最初のオフィスはどうされたんですか? -中島- 会社を立ち上げた一番最初は、株式会社HRteamさんの一席をお借りしました。現在新卒紹介では日本のトップレベルの会社です。代表の方が「創業するんだったら一席使っていいよ。その代わり、これから人材事業を始めるから教えてくれ」と言ってくださって。一席をお借りする代わりに人材事業のノウハウを色々お伝えしながら一緒にHRteamさんの人材事業の立ち上げに携わりました。 私自身も逆にベンチャー企業の作り方やスケールの仕方など楽天では学べないベンチャーならではのことを多く学ばせていただきました。 本当に貴重な期間だったと思います。 ◆ 創業3年で年商1億円達成――「空手で培った精神力」が支えた -杉原- 目標だった、「創業3年で1億円」は達成できたんですか? -中島- ちょうど3年目で達成しました。 -杉原- 自ら立てた目標を達成、素晴らしいですね!起業のきっかけは深い話ですね。やっぱり行動力というか、意思の強さを感じます。学生時代、何か部活などはやっていたんですか? -中島- 空手をやっていまして、そこで精神力はつきましたね。戦いたくないし、痛いし。でもやらなきゃいけない、勝ちたい。この葛藤は大会に出場する度にありました。 この空手で培った「やらなければならない時にやりきる精神」は、創業後の困難な局面においても軸になりましたね。 -杉原- 中島社長の、”一見穏やかだけど内面には熱いものがある雰囲気”は空手から来ていたんですね。ところで、ホームページのご挨拶の中では、お父様は新卒から定年まで40年勤め上げた会社員だとありますよね。起業家が当たり前という環境ではなかったと思うんですが、お父様は応援してくれていたんですか?また書籍や経営者の言葉で影響を受けたこと等ありますか? -中島- 父親は「人に迷惑をかけるな」ということをずっと言っていまして。うちの会社がある程度形になってからは、「人を尊重しろ」という言葉に変わりました。 また、書籍ではないのですが、サイバーエージェントの藤田さんのブログは当時よく読んでいました。実は楽天に転職する際、サイバーエージェントでも面接を受けたのですが、残念ながら落ちました。(笑) -杉原- 確かにあの時代、みんな藤田さんのブログを読んでいましたよね!今はブログやYouTubeで学べる時代なので、書籍に限らずいろいろなところで学びを得られますね。 ☆インタビューアー D-POPS GROUP アドバイザー 杉原 眼太 【HRクラウド株式会社】 代表者:代表取締役社長 中島 悠揮 所在地:東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル7階 設 立:2014年4月 コーポレートサイト:https://hr-cloud.co.jp/ Part 2では、 ・主力サービス「採用一括かんりくん」について ・コロナ禍の大きな決断 ・生成AIを活用した採用DX などについてお伺いしています。 Part2もぜひご覧ください!
  • INTERVIEW
2026.06.16
「健康は最高の投資」40年のキャリアが語る、経営者の体と姿勢の真実|青山一丁目カイロプラクティック・山口博院長インタビュー【Part3】
【このパートについて】 全3回にわたるインタビューの最終回となるPart3では、テレビ出演のきっかけとなった「利他の精神」の実践、そして修行先の院に通っていた本田宗一郎氏が語った「経営者が健康でなければならない本質的な理由」、「トップリーダーの意思決定の速さ」に関する伝説のエピソードを公開します。さらにベンチャーエコシステムと山口先生の「全体のつながりを見る」という哲学の共通点などをお届けします。(このインタビューは2026年3月に実施しました。) ■ 青山一丁目への移転と、テレビ出演につながった「利他の精神」 -杉原- 四半世紀にわたって青山でカイロプラクティック院を経営されている山口先生ですが、現在の場所に移られた経緯を教えてください。 -山口- 実は最初、渋谷で開業しました。ただ当時の渋谷は、タワーレコードの近くで歩いていると女性の腕を引っ張ってナンパしてくるキャッチセールスが流行っていた時代で、来院される方から「今日も2回捕まりました」とか「道が混んで歩きにくいですね」というお声をいただいていました。 場所を変えようと考えた時に、表参道や外苑前にはカイロプラクティック院のホームページがあったのに、青山一丁目にはなかったんです。渋谷に来られている方も半蔵門線を使えば青山一丁目はそれほど不便ではないなと思い、実際に来てみたら道も広くて、2000年に青山一丁目に移りました。 その後、大江戸線が開通してアクセスが良くなったり、NHK以外のテレビ局が港区に集まっていたりしたこともあって、アシスタントディレクターの方から肩こりや腰痛に関するリサーチの依頼が来るようになりました。 電話で話すだけでなく、Word文書にまとめてメールで送ったり、資料を作って郵送したりしていたんです。するとある時、「テレビに出ることはできますか?」という話をいただきました。それがきっかけで、いろいろな番組に出演することになりました。 後日、ディレクターになった方に「なぜ私を選んでいただいたのですか?」と聞いたところ、「どこよりも丁寧に対応して、資料も書類も作って送ってくれたのはあなただけだった。ADから番組を持つようになった時には必ず声をかけようと思っていた」とおっしゃっていました。 これは稲盛和夫さんの言葉で言えば「利他」の精神ですね。何かを求めてやったのではなく、その人のために誠実に対応しようと思ってやったことが、後になって大きな形で返ってきた。もし何かを求めながらやっていたら、そうはならなかったかもしれません。 この話をうちに来院される経営者の方にすると、「経営と同じですね」とおっしゃる方が多いんです。求めすぎるより、相手のためを思って誠実に動いた方が、後で大きなものが返ってくるという経験をされている方が多いですね。 ■ 本田宗一郎氏が語った「経営者が健康でなければならない本質的な理由」 -山口- 修行させてもらっていた院には、経営者の方もよく通われていました。その中で今も語り継がれているエピソードがあります。自動車メーカーの創業者、本田宗一郎さんのお話です。私は本田さんとは直接お会いしたことがないのですが、私の先輩が本田さんに施術をされていたそうです。 ある時、先輩が本田さんに「大きな会社のトップとして大変なお仕事しながら、特にどこかが痛いとか困ったことがないのに、なぜ定期的にいらっしゃるのですか?」と伺ったそうです。すると本田さんはこうおっしゃったと聞いています。 「会社のトップとして、業績が良くて進軍ラッパを鳴らして前進しているときほど気持ちのいいものはない。だけど、時には進軍を止めて、退却ラッパを鳴らして戻らなければならない時もある。このタイミングを間違えると会社に大きな損害をもたらす。そのラッパを吹くタイミングは、健康でなければ間違えてしまう。だから私はここに通っているんだ。」 この言葉が後輩たちの間で語り継がれています。経営者にとって「健康であること」は単に体調管理ではなく、重要な意思決定を正確に行うための根幹なんだと、改めて感じさせられます。 もう一つエピソードがあります。院長が本田さんを施術している際に、当時の車のシート(ふかふかと沈み込むタイプ)が体に良くないという話をされたそうです。すると本田さんが「そうか」と言って帰られ、翌日にはホンダの技術者が何人も来て、院長と話し合いながらシートの設計図を作っていったという話を聞きました。その試作シートは、その後リリースされた車に、早速、活かされたそうです。 一番すごいと思ったのは、「乗る方のためにした方がいい」と思ったら、翌日にはもう行動に移している、そのスピード感と決断力です。トップがそう動けるということの意味を、深く感じます。 ■ 日本姿勢教育協会 —「姿勢の大切さ」を社会に広める活動 -杉原- 四半世紀にわたって青山でカイロプラクティック院を経営されている山口先生ですが、他にもいろんな活動をされていますね。一般社団法人日本姿勢教育協会について教えていただけますか。 -山口- この協会は、姿勢の大切さを理解し、人に伝えられる人材を育成することを目的としています。姿勢から心と体をサポートし、健康長寿な社会を目指す活動です。 「姿勢は大切」とはわかっていても、なぜ大切なのか、姿勢が悪いと何がいけないのか、良くするためにはどうすればいいのか、これを分かりやすく伝えることは実は難しいんです。そのための「姿勢教育アドバイザー」「姿勢教育指導士」という資格を設けて育成しています。興味のある方向けのセミナーも、講師を目指す方向けのセミナーも開催しています。 ■ 放送大学での講義 — 毎回抽選になる人気講座の秘密 -杉原- 他にも放送大学で長年、授業を担当されていますね。どんな方々に向けた、どんな内容の講座なのでしょうか? -山口- 放送大学では最初、「姿勢と健康」という講座を担当していました。その後、その講座は協会の若い先生に引き継いでいただいて、今は「負けない体を作る姿勢学」という講座を担当しています。 放送大学の受講者は、大学の資格を取りたい方が少なく、社会教養として来ている方が多いです。40代、50代、60代が中心ですね。カイロプラクティックの内容は一切やっていません。 -杉原- 教養として来ている一般の方向けということですね。大人気らしいですね。 -山口- おかげさまで毎回抽選になっています。放送大学の中でも最も受講者が多い講座のひとつになっています。コロナ前には北海道や九州から飛行機で受講に来られた方もいらっしゃいました。土曜日・日曜日の集中講義で8コマをまとめてやるので、1泊のホテル代で受講できる。その話を聞いただけで、私たち講師もますます頑張ろうという気になります。 ■ ベンチャーエコシステムとカイロプラクティックの哲学 —「全体のつながり」という共鳴 -杉原- ディ・ポップスグループでは「リアル×テクノロジー×グループシナジー」を組み合わせた事業展開で、ベンチャーエコシステムの実現を目指しています。グループ内外の企業が、お金だけでなく営業や人材紹介など様々な形で助け合うプラットフォームを作ろうとしているのですが、先生の取り組みと共通すると感じる点や共感できる点があれば教えてください。 -山口- 共感するのは「一つの部分だけを見るのではなく、全体の流れ・つながりを通して見ている」というところです。 私たちも、たとえば肘をぶつけて小指がしびれても、小指だけを治療するのではなく、なぜそうなったのか、姿勢全体の問題を探ります。肩こりであれば、肩だけでなく、モニターの高さや椅子の設定、生活環境全体を見て改善する。この「つながりを通して見る」という視点は、まさに共通していると感じます。 -杉原- 流れを良くするということは、本当にそうだと思います。弊社のグループ会社の定期的な役員会では全員参加で進捗報告をして、その後オンラインでお互いの悩みや困りごとを共有し合って、アイデアや経験を持ち合います。 そしてグループ会社じゃなくても、出資という関係でベンチャーエコシステムのメンバーとして繋がっている会社ともその関係があります。お金だけではなく、一緒に営業に行ったり、必要な人材を紹介したり、顧客を繋いだり。それがエコシステムの「流れを良くする」ということですね。今こうして話しながら、血流の流れを良くするというイメージが重なります。 -山口- 血流が滞るのは、身体の重さを支えることによる物理的な疲労もありますが、気疲れによる神経的なものもあります。物理的な疲労は動くことで解消できますが、気疲れの場合は感動や笑い、あるいは朝日を浴びながら呼吸と歩調を合わせてゆっくり歩くことでセロトニンが分泌されて、発想力が上がり、気持ちも整ってきます。経営者で朝に歩かれる方が多いのも、納得できますよね。 ぜひ、目が悪くなければサングラスはせずに朝歩いた方がいいですよ。目に光が入ることで、セロトニンがより多く分泌されるんです。これは研究者の方がしっかり確認されているデータです。 ■ 読者へのメッセージ — 最高のお医者さんは、あなたの体の中にいる -杉原- 最後に、読者の皆さんに向けて一言お願いします。 -山口- ぜひ、ご自身の体と健康のために投資してほしいと思います。健康は業績と直結しています。 皆さんにとって最高のお医者さんはどこにいると思いますか?有名な大学病院でしょうか?実は、皆さんの体の中に最高のお医者さんがいます。何か異変があると体はそれを脳に伝え、脳が解決策を体に指示する。それを担っているのが「自律神経」です。 この自律神経の多くは、背骨を通って体の各部位に届きます。つまり、背骨が健康であることは、全身の健康にとって極めて重要なんです。そして背骨と姿勢はイコールです。姿勢が崩れれば背骨も崩れる。だから、姿勢を整えることは自律神経を整えることにつながります。 また、関節は動かさないと動かなくなります。体がずっと丸まっていると、だんだん伸びなくなる。だからこそ、意識的に動かしてほしい。健康への投資が事業の成功につながります。少しでも皆さんのお力になれたら嬉しいです。ありがとうございました。 ☆インタビューアー D-POPS GROUP アドバイザー 杉原 眼太 【青山一丁目カイロプラクティック】 院 長:山口博 所在地:東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山740 公式サイト:https://aoyama1.jp/ Part1の記事はこちらからご確認ください。 Part2の記事はこちらからご確認ください。  
  • INTERVIEW
2026.06.02
一覧を見る